機械の予防保全に!最大290℃まで対応、高温でも永久に記録できる温度ラベルThermax

現場が直面する温度リスクとその解決策
製造・輸送・保管の現場では、貨物や製品の温度が規定を超えたかどうかが目で確認できず、温度上昇や冷却不足によって品質が劣化したり、安全リスクや保証クレームにつながったりするケースが少なくありません。そのため、温度管理を簡単に“見える化”できる手段が求められています。
Thermaxによる簡易かつ確実な温度モニタリング
Thermax(サーマックス)は、SpotSee社が提供する不可逆(※一度反応すると元に戻らない)温度記録ラベルです。規定温度に達すると、透明窓の色が変化し、最大温度を記録します。ラベルを対象物に貼り付けることで、温度の上昇を簡単に確認できます。用途としては、製造工程、輸送・保管、品質保証や安全管理など、温度管理が必要なさまざまな場面でご利用いただけます。
温度管理を支えるThermaxの主要機能
Thermaxの主な特長をご紹介します。
-
「見える化」
規定温度を超えると色が変化し、一目で「最大で何度まで温度が上昇したか」を確認でき、証拠として残せます。 -
コスト削減/手軽なモニタリング
データロガーを使用せずとも、安価かつ簡単に温度超過の発生を記録できます。特別な電源やデータ通信も不要です。 -
簡単装着/広範な貼付対応
ラベル型なので、対象物の表面に貼るだけで設置可能です。油・水・蒸気耐性を備えたモデルもあり、製造やメンテナンス環境にも対応しています。 -
永久記録・証跡として活用可能
色は一度変わると戻らないため、ラベル自体が「最大温度到達の証明」として残せます。検査報告書への添付や保証対応時の証跡としても利用可能です。
製造から輸送まで、Thermaxが支える安心
Thermaxが実際に導入されている場面としては、以下のような例があります。
高温の監視に最適です。
- 機械・設備の保守点検
点検時に温度上昇がなかったかを監視 -
医薬品・試薬・医療機器など
温度管理が必要な輸送のモニタリング用途 -
食品・チョコレートなど
温度変化に敏感な製品の輸送・保管 -
製造工程
部品や機構の過熱を監視(例:自動車部品、電子基板)

製品仕様
Thermaxの主なラインアップと仕様を紹介します。
ラインナップ
モデル種別 |
温度範囲(目安) |
サイズ/形状 |
備考 |
Single Level Irreversible Labels |
例:37 °C、40 °C、 |
12×13 mm |
単一温度標準値で超過を判別 |
6/8/10 Level Irreversible Strip |
例:8レベル: 160~199℃ |
51×18mm | 複数の段階的に温度超過レベルを記録 |
仕様
項目 |
温度範囲 (°C) |
精度・内容 |
測定範囲 |
29 ~ 290°C |
- |
精度(誤差) |
100°C 未満:±1°C |
低温域 |
100 ~ 154°C:±1.5°C |
中温域 |
|
154°C 超:±4°C |
高温域 |
|
色変化(銀 → 黒) |
204°C 未満 |
銀色から黒色に変化 |
色変化(オレンジ → 黒) |
210°C 超 |
オレンジ色から黒色に変化 |
温度管理の現場で選ばれる理由
Thermaxは、「温度を“見える化”し、簡単に証跡を残せる」、非常に実用的な温度指標ラベルです。設備保守・製造・輸送・品質管理など、温度リスクを低減したい幅広い現場でご活用いただけます。さらに詳しい仕様・価格・導入に関するご相談は、下記までお問い合わせください。
問い合わせ
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お問い合わせフォームまたは下記メールアドレスよりお願いいたします。
E-mail:shockwatch@jepico.co.jp
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