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COVID-19ワクチン輸送におけるSpotSee社WARMMARK製品の活用

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COVID-19ワクチン輸送におけるSpotSee社WARMMARK製品の活用

目次

 はじめに
 ワクチン輸送における温度管理の重要性
 WARMMARK製品の活用
 新たなWARMMARK製品の温度閾値と経過時間
 おわりに
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はじめに

こちらの記事では、SpotSee社(アメリカ)の温度管理製品”WARMMARK”(ウォームマーク)を活用したCOVID-19ワクチン輸送についてご紹介します。

ワクチン輸送における温度管理の重要性

ウイルスの検体・ワクチン輸送における温度管理インジケーターの世界的リーダーであるSpotSee社は、コロナウイルス(COVID-19)のワクチン輸送に関しての温度管理要件を満たすために、WARMMARK製品に新しい温度閾値を導入しました。 

ワクチン開発、そして早急にワクチン接種を開始しようとする状況の中で、温度逸脱によるワクチンの有効性が低下してしまう恐れがある現場、いわゆるワクチンが解凍された後の段階では温度管理にあまり注意が払われていません。
SpotSeeのCEOであるTonyFonk氏は、次のように述べています。

「当社は、病院、老人ホーム、小売薬局、その他のワクチン接種現場の管理者が、ワクチンが時間の経過や輸送のプロセスにおいて温度閾値を逸脱したか否かを知ることの手助けをします。当社の製品は、毎年のインフルエンザワクチンを対象として同様の目的、温度管理を目的として使用されることでよく知られています。この度、COVID-19ワクチンの有効性が保たれるとされる温度閾値に一致するように、WARMMARKの時間と温度の仕様をカスタマイズしました。」



米国疾病予防管理センター(CDC)の指導原則によると、承認されたワクチンの迅速かつ公平な配布と投与が現在、重要なフェーズとなってきました。さらに、COVID-19ワクチンの開発または配布を加速するための取り組みにおいて、ワクチンの安全基準が損なわれることはあってはならないと述べています。COVID-19ワクチンは、製造元に関係なく、特定の温度閾値を維持する必要があります。温度閾値を逸脱してしまうと、ワクチンの有効性は損なわれてしまいますワクチンは輸送中、保管中、または使用するために解凍するなどそれぞれの状況によって、-70°Cから8°Cの範囲になります。すべてのCOVID-19ワクチンには、患者に投与する前に冷蔵環境(2°C〜8°℃)で保管すべき期間があります。

WARMMARK製品の活用

SpotSee社のWARMMARK製品は、ワクチンのサプライチェーン全体の様々なフェーズで使用することができます。一部の主要なワクチンメーカーは、製造時に温度管理インジケーターをワクチンのバイアルボックスに貼付するか、インジケーターを内部に貼付します。また大手製薬会社では、ばら積み貨物を荷送人に細かく分配するときに温度管理インジケーターを追加します。WARMMARK製品の用途の1つとして、ワクチンを最終的に接種する現場での温度管理です。冷蔵庫が開閉され、ワクチン接種前の移動の際に、ワクチンは温度閾値を逸脱した環境に晒される危険があります。温度管理関連の問題はこのような現場で発生する可能性が多くあります。WARMMARK製品の閾値温度と時間経過の機能を活用して、管理者は特定の温度閾値からの逸脱があったかどうかを知ることができます。

新たなWARMMARK製品の温度閾値と経過時間

WARMMARKは、-18°C~37°C のさまざまな温度範囲で利用でき、それぞれのアプリケーションに合わせて複数種類から選択可能です。新しい温度閾値として、8°Cと25°Cが含まれています。COVID-19ワクチン輸送のために開発された新しいWARMMARK製品の経過時間と温度閾値は次のとおりです。

・8°C / 6時間

・8°C / 14日

・25°C / 6時間

・2°C / 48時間

おわりに

WARMMARK製品はサプライチェーン全体でワクチンの有効性を維持するために、ワクチン輸送前または保管する前にCOVID-19ワクチン容器に貼付することが望ましいです。また低コストのソリューションであり、簡単に温度閾値からの逸脱を目視で確認可能であるというメリットもあります。ワクチン輸送のサプライチェーン監視には、ぜひSpotSee社WARMMARK製品をご検討ください。

更にWARMMARK製品を知りたい場合は、こちらをクリックしてください。

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