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低温管理が必要な製品の輸送モニタリング

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低温管理が必要な製品の輸送モニタリング

低温管理が必要な輸送をモニタリングすることは、その製品の品質を維持するために必要不可欠です。この記事ではコールドチェーンに関するご説明とコールドチェーンに最適なSpotSee社製品をご紹介いたします。

コールドチェーンとは

コールドチェーン(cold chain)とは、低温での温度管理が必要な製品を生産からエンドユーザーへの消費まで、その過程で途切れることなく低温に保つ物流方式を意味します。このような輸送が必要なアイテムには、食品、飲料、園芸製品、標本、ワクチン、医薬品、および化学薬品などがあります。
コールドチェーンビジネスは、温度監視を必要とする多くのリスクに直面しています。サプライチェーンの関係者が従わなければならない政府および業界の規制もあります。

コールドチェーン物流におけるリスクと危険性

適切な温度管理が行われなかった場合、熱に敏感な製品の在庫をすべて無駄にしてしまうこともあります。コールドチェーン物流でこのような事態を引き起こす可能性のリスクは次のとおりです。

  • 長時間の停電
  • 冷蔵庫または冷凍庫の故障
  • 出荷用に製品を誤って梱包するなどの人為的ミス
  • 営業時間外に発生する温度逸脱
  • 重大な温度逸脱事態を報告するためのルールが不十分

コールドチェーン物流で重大な事故が発生した場合、膨大なコストがかかるだけでなく、消費者を危険に晒してしまう可能性があります!


2017年、世界のコールドチェーン業界はバイオ医薬品の輸送管理に約134億ドルを費やしました。しかしながら、商品の20%から40%は、消費者に届く前に破損していました。米国疾病予防管理センター(CDC)は、米国の人口の6分の1が食品に関連する病気になることを発見しました。また別の研究によると、北米での食品ロスの40%はサプライチェーンの欠陥に起因しており、不適切な保管が原因となっています。

コールドチェーン物流におけるコンプライアンス要件

食品および製薬会社は、業界の基準を満たす温度管理を行わなければいけない必要性を理解しています。様々な国で、様々なポリシーとコンプライアンスのレベルがあります。さらにコンプライアンスは常に進化しており、より複雑になっています。

以下は、製品の品質と消費者の安全を確保するための主なコンプライアンスです。

-食品安全強化法(FSMA)

米国の食品安全法であるFSMAは、2011年に法制化されました。食料危害に対する予防管理を行うサプライチェーンが必要です。この法律によれば、食品および飲料の製造業者は、製品の全温度履歴を記録および文書化する必要があります。

-ハザード分析および重要管理点(HACCP)

HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。製品のリコールなどの対応策ではなく、危険を防止するためのパラメータの測定と文書化に重点を置いています。

コールドチェーン物流における温度管理方法

温度管理製品は、温度変動による製品劣化の事故を軽減することに役立ちます。

-温度管理インジケーター

温度が事前設定された範囲を下回ったり上回ったりしたときにアラートを提供します。通常、損傷を与える可能性のある温度レベルにさらされると、色が白から赤に変わります。閾値温度の逸脱有無の証拠を提供します。

例えばWARMMARK製品はSpotSee社が提供する温度管理インジケーターです。食品、花、試験薬、医薬品などの多くのコールドチェーン輸送監視アプリケーションに適しています。 製品が常温に放置されるなど温度が高くなる(設定された閾値温度を超える)と、温度逸脱の有無を色で表示しおおよその経過時間を示します。

WARMMARK製品の詳細はこちら

またCOLDMARK製品は製品が設定された温度閾値を下回ったかどうかを示します。これは、凍結関連の損傷を受けやすい医薬品や血液等の輸送で使用されています。

 

まとめ

SpotSee社の最新の温度管理ソリューションは、貨物チェックのポイント毎に温度に必要な温度データと証拠を提供します。このデータにより、管理者は問題が発生している場所や原因を見つけることができ、コールドチェーンロジスティクスを最適化することに繋がります。食品・医薬品・ワクチン輸送などコールドチェーンの物流トラブルを防ぐために、ぜひSpotSee社の提供する温度管理インジケーターやレコーダー製品の使用をご検討ください。
お見積りやサンプル品・デモをご希望の場合はお気軽にお問い合わせください!

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使用方法:
・SpotSee社ティルトウォッチの使用方法【TILTWATCH XTR】 
・SpotSee社ショックウォッチラベルの使い方と選定方法 
・SpotSee社WARMMARK製品の使用方法
・SpotSee社SHOCKWATCH2の使用方法

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