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【何が進化したの?】MicaSenseのマルチスペクトルカメラ、旧モデルvs新モデルを比較してみた。

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【何が進化したの?】MicaSenseのマルチスペクトルカメラ、旧モデルvs新モデルを比較してみた。

はじめに

株式会社ジェピコは、AgEagle社(MicaSense・eBee固定翼ドローン)の正規代理店です。

MicaSenseのマルチスペクトルカメラは、RGBを含む5バンドの狭帯域を撮影して得たデータを基に植物の育成状況の調査を可能にします。

MicaSenseのマルチスペクトルカメラを使用すると、以下が可能になります。
■植生指数(NDVI、NDRE)等の各種インデックス画像やRGB画像を一度のフライトで取得する。
付属のGPS内蔵のDLS2(照射度センサ)を用いて、照射強度だけではなく太陽の角度も測定し、正確で信頼性の高いデータを取得する。


旧モデルから、ここが進化しました!

最新モデルは、RedEdge-PシリーズとAltum-PTです。
新製品
旧モデルと比較すると...
1. ストレージの容量が大幅UP、1秒に撮影できる枚数が2枚~になりました。
2. 空間分解能が旧モデルの2倍になりました。
3. パンクロマチックを含むRGB画像の取得とマルチスペクトル画像の同時撮影が可能になりました。

詳細な製品ラインナップはこちらからご確認ください。

ラインナップ

旧モデルと新製品スペック比較

以下は、旧モデルと新モデルとの比較表です。
現在は新モデルのみ取り扱いをしておりますので、ご了承ください。

※「地上サンプル距離」=パンクロマチックセンサによる処理を行った場合の解像度です。
※「IP4X」=直径1mm以上の固形物に対しての保護、針金(直径1mm)での危険な個所への接近に対しての保護になります。

  旧モデル
(RedEdge-MX)
RedEdge-P

旧モデル
(Altum)
Altum-PT
Altum-PT
※地上サンプル距離
(高度120m)
8cm/pixel 4cm/pixel 5.2cm/pixcel 2.49cm/pixel
パンクロマチック
解像度
× 5.1MP × 12.4MP
 熱赤外センサ解像度 
(高度120m)
× × 81㎝/picel
Flir Boson 320,
33.5cm/pixel
最大
 キャプチャーレート 
1枚/秒 最大3枚/秒 1枚/秒 2枚/秒
ストレージ SDカード CFexpresscard SDカード CFexpress card
※IP取得 × IP4X × IP4X
重量
(カメラ+DLS2)
231.9g 350g  406.5 g 460g

製品紹介の申し込み

パンクロマチックとは?

パンクロマチックとは「人間の目に見える電磁波の可視域を全て感光すること」を意味します。
可視域から近赤外域まで対応する白黒画像を取得する「パンクロマチックセンサ」、その取得画像を「パンクロマチック画像」といいます。

高分解能のマルチスペクトル画像を作成するパンシャープン

パンシャープンとは「マルチスペクトル画像とパンクロマチック画像を組み合わせて、高分解能のマルチスペクトル画像を作成する処理」のことを指します。RedEdge-PやAltum-PTのように両方の画像が得られるセンサは、マルチスペクトル画像の色彩を保持しながら分解能が向上するため、地形図としての利用や、田畑等の形状判別に最適です。

Pix4Dfields上で、当製品のパンシャープン処理ができるようになりました。

Pix4Dfieldsを用いると、SfM処理を介さずにスティッチングデータを作成できるため、他ソフトウェアよりも処理が軽く高速にデータ生成が可能です。今回、Pix4Dfielsに新機能としてパンシャープン処理が加わり、更にパワーアップしました。

RedEdge-Pの撮影データをパンシャープン処理した画像はこちら

←パンシャープン前(Before)
(After)パンシャープン後→
わずかな差ですが、パンシャープン処理後はよりムラがすくない高解像度な画像になりました。
製品について、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。


問い合わせ

その他、製品に関するお問合せ・見積もり依頼は、以下の問い合わせフォームまたはjepico_HSP@jepico.co.jpへお願いします。



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   ・【ジェピコ限定】MicaSenseマルチスペクトルカメラ新規ご購入者様へ!PIX4Dfields無料お試しライセンス提供いたします。


製品紹介:

 ・弊社はMicaSense社のプレミアムパートナーに選ばれております
 ・新製品「RedEdge-MX Blue」リリースのお知らせ
 ・MicaSense社新製品RedEdge-Pが販売開始しました!
 ・MicaSense社新製品ALTUM-PTが販売開始しました!
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 ・MicaSense社新製品RedEdge-Pが販売開始しました!
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 ・【MicaSenseが高品質な理由 2】日照条件別に紹介、上手なラジオメトリック補正とは

  ・NDREとは? - 精密農業における植生指数の鍵

事例紹介:

 ・デュアルカメラシステムの活用例
 ・病気の早期発見におけるレッドエッジバンドの重要性 ”カンザス州 冬小麦における事例紹介”
 ・Rededge-MXの活用事例:水面植物(アサザ)編
 ・Rededge-MXの活用事例:クロロフィルマップによる真菌の特定編
 ・RedEdge-MXの活用事例:窒素管理による冬小麦の収穫量最大化
 ・RedEdge-MXの活用事例:大豆生産農場における陶管の位置特定
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 ・RedEdge-MXの活用事例:森林における雹(ひょう)の被害調査
   ・MicaSense社RedEdge-MXの活用事例:小麦への肥料と殺菌剤の影響を研究
   ・MicaSense社マルチスぺクトラルカメラを利用した沿岸部の植物や藻類の育成状況の調査提案 
 ・ミカン園の灌漑管理にリモートセンシング技術を活用

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   ・【オーバーラップについて】フライト時間を5分長くする5つの理由
 ・植生マッピングにおける衛星画像とドローン画像の比較
   ・
マルチスペクトルデータにおける人工知能と機械学習の使用

インテグレーション説明:

 ・RedEdge-MXカメラのDJI社Inspire2への取付け方法

ソフトウェア説明:
 ・Atlasデータクラウドでマルチスペクトラルカメラの画像処理をしてみましょう!【植生指数(NDVI)表示】
 ・Pix4D mapper上での処理方法について

撮影データセット:

 ・MicaSense社マルチスペクトラルカメラで撮影した水耕栽培データを公開いたします!

セミナー動画:
 ・MicaSense社マルチスペクトルカメラ×Pix4D fields オンライン共同セミナー動画を限定公開いたします!

よくある質問集:
 ・MicaSense社マルチスペクトルカメラ よくある質問集


株式会社ジェピコ 
E-mail:jepico_HSP@jepico.co.jp 

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