DJIドローンへのMicaSense取り付けガイド
こちらの記事では、DJIのドローンを対象にAgEagle社(旧MicaSense) RedEdge-P, Altum-PTの取り付け方法について説明しております。
マルチスペクトルカメラの詳しい製品情報はこちらをご覧ください。
☆DJI以外のドローンへマルチスペクトルカメラの搭載をご検討中の方は、取り付け部分を自作頂ければ問題なくご使用いただけます。
取り付け方法
方法1. DJI Skyport キットを用いて取り付ける。
方法2. クイックマウントキットを用いて取り付ける。
方法1と2の違いについては以下をご覧ください。
方法1. DJI Skyport キットを用いて取り付ける。
【対象のドローン】
DJI社 Matrice 200シリーズ(生産終了)/Matrice 300 RTK/M350RTK
※ジンバルコネクター(Z30コネクター)が必要になります。上記以外のドローンに使用した場合の機能は電力供給のみです。
【機能】
①DJIのペイロードSDK(PSDK)を介してセンサーとドローンが通信します。
→DJIフライトアプリ(DJI PilotやGround Station Proなど)を通じてドローンの飛行をプログラムすることができます。
※M200に限りAtlas Flightを使っての飛行が可能ですが、M-300ではDJI Pilotの使用が必須です。
②飛行中、ドローンからカメラに直接トリガーコマンドを送信します。
→必要なときだけ画像をキャプチャするため、ドローンがホームポイントを往復する際の不要なキャプチャを防ぐことができます。
③カメラのストレージデバイスに残っている画像をリアルタイムで確認できます。
→センサーが正常に動作しているかだけではなく、データストレージの残量も確認することができます。
【注意事項】
・全てのSkyportキットには、M200またはM300のそれぞれに対応したDLS2マウントが付属しています。
ご購入前に機種をご指定ください。
・Skyportはデュアルカメラシステム、旧モデルのRedEdge-M、RedEdge-3には使用できませんのでご注意ください。
方法1. クイックマウントキットを用いて取り付ける。
【対象のドローン】
DJI社のZ30コネクターを持つ全てのドローン
・Inspire 2
・M100 *1
・M200
・M210 *2
・M300 RTK
・M600 *1
・M350RTK
※1 M100とM600には、Z30マウントが付属していない場合がありますので、別途購入をお願いします。
※2 M210のRTKモデルは、RTKアンテナを取り外した場合のみクイックマウントキットが使用できます。
【機能】
①マルチスペクトルカメラの取り付け
②電源供給
クイックマウントキットを使用してマルチスペクトルカメラをドローンへ取り付ける場合は、カメラの無線LAN信号に接続し、自動撮影モードのいずれかを選択・設定する必要があります。
※通常、このプロセスは約5分かかります。
【注意】
・全てのクイックマウントキットには、それぞれの機種に対応したDLS2マウントが含まれています。ご購入前に、ドローンの機種をご指定ください。DJI Skyportキットとクイックマウントの比較
DJI Skyport | クイックマウントキット | |
ドローンからの電源供給 | ○ | ○ |
ドローンとの通信(PSDK) | ○ | × |
Z30ジンバルコネクタとの互換性 | ○ | ○ |
マウントキットの取り外し | △ Skyport V2 コネクタのみ可能。 |
○ |
AgEagle社(旧MicaSense)の会社概要はこちらからご覧ください!
お問合せ
具体的な内容をご希望の場合には下記よりご連絡ください。
株式会社ジェピコ 製品担当:森園
E-mail:jepico_HSP@jepico.co.jp
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