【ドローン搭載用マルチスペクトルカメラ】MicaSense|RedEdge-P デュアルのご紹介
MicaSenseシリーズから新たに
RedEdge-P dual(レッドエッヂ-P デュアル)が発売されました!
水辺の植生調査に最適なドローン搭載用マルチスペクトルカメラです。
RedEdge-P dual(レッドエッヂ-P デュアル)は、RedEdge-PとRedEdge-P blueを組み合わせたデュアルシステムです。
目次
・RedEdge-P dualの製品概要・RedEdge-P dualのスペックシート
・RedEdge-P dualの特性
・RedEdge-P dualの活用例
・RedEdge-Pユーザーの方向けカスタマイズ
RedEdge-P dualの製品概要
RedEdge-P dualは...・RedEdge-PとRedEdge-P blue、2つのセンサを組み合わせて計 10 バンドにして使用します。
・衛星画像データとの比較・水域の植生解析に最適な「高解像度マルチスペクトル・RGB 合成ドローンセンサ」です。
・RGB、NDVI、NDRE、OSAVI、NIT、CIR、DSMなどの複数のインデックス出力により、肉眼では見えない視覚情報を生成します。
※注意:RedEdge-P dualは、DJI社Matrice300/350向けに販売しております。
その他の製品については下のボタンをクリックしてください。
RedEdge-P dualのスペックシート
重量 | 745g/26.2oz (センサ2つ、取り付け部分、DLS2、ケーブルを含む) |
寸法 | 13.2 cm x 8.8 cm x 9.67 cm / 5.1 in x 3.1 in x 3.5 in |
電源電圧 | 7.0 V - 25.2 V |
消費電力 | 11/14.0/20W(スタンバイ、平均、ピーク時) |
センサ解像度 |
1456×1088(各マルチスペクトルバンド/1.6MP) |
取得バンド | Coastal blue Blue Green Red RedEdge Near-IR(global shutter, narrowband ) |
波長 | Coastal blue (中央値444 nm:バンド幅 28 nm) Blue (中央値475 nm:バンド幅 32 nm) Green (中央値531nm:バンド幅 14 nm) Green (中央値560 nm:バンド幅 27 nm) Red (中央値650nm:バンド幅 16 nm) Red (中央値668nm:バンド幅 14 nm) Red Edge (中央値705 nm:バンド幅 10 nm) Red Edge (中央値717 nm:バンド幅 12 nm) Near-IR (中央値740 nm:バンド幅 18 nm) Near-IR (中央値842 nm:バンド幅 57 nm) |
RGBカラー出力 | 5.1MP**(全バンドにグローバルシャッター対応) |
地上サンプル距離 |
以下120m/~400ftAGL時 |
キャプチャーレート | 3枚/秒 |
インターフェイス |
3つのGPIOを設定可能: |
視野角 |
マルチスペクトルバンド 50°×38° |
ストレージ | CFexpress card |
環境温度 |
風を通さない環境: 0-40 ° C / 0-104 ° F |
IP規格 | IP4X |
RedEdge-P dualの特性
・「Landsatやsentinel衛星のデータと類似のバンド数」
ー高解像度の鮮明なデータを取得することができます。
・「パンクロマチック*センサ搭載」
ーパンシャープニング技術により、1 ピクセルあたり 2c m の空間分解能を実現します。
・「ダブルラジオメトリック校正」
ーDLS2(光センサー)とキャリブレーションパネルを用いてキャリブレーションし、逆光などに左右されにくく様々な光条件下で高精度なデータを取得します。
・「グローバルシャッター搭載」
ー歪みのない画像を撮影することができます。
・「データ処理が簡単」
ー10バンドすべての同期撮影、自動トリガー、位置情報のタグ付けにより効率的な飛行撮影と処理を実現します。
・「DJIのMatrice300/350に対応」
ーその他の幅広いポストプロセッシング及びフライトプランニングソフトウェアにも対応しています。
※パンクロマチックとは:可視光線のすべてに対して感度を持っている白黒写真のこと。
パンクロマチック画像をマルチスペクトル画像に合わせてパンシャープンすることでより高解像度な画像を取得することができます。
RedEdge-P dualの活用例
RedEdge-P dualのブルーバンドを用いて、植物の生態を監視・クロロフィルを詳細に解析することで雑草など特定できます。そのため、より高度な圃場管理/研究/サービスプロバイダー向けに最適なソリューションです。
活用事例:
・「環境モニタリング」水資源管理や潮流帯、沼地、氷河の観察のために沿岸および近海のマッピング。
・「水の管理」公共水道の監視、水資源管理。
・「植生地調査、保護、再生」侵食や生物多様性の検査、浅い海域でのサンゴ礁調査、船舶や人が侵入できない場所での調査。
・「植生種と雑草の識別」植生の健康管理と種の識別。植物、樹木、外来種、雑草の区別も併せて可能。
・初期段階での作物量のカウントなど、機械学習やAI機能を実行する。
RedEdge-Pユーザーの方向けカスタマイズ
RedEdge-P dualのフルキットと併せて、既にRedEdge-Pをお持ちのユーザー様むけにBのアップグレートキットも販売しています。RedEdge-P blueのみの販売も可能です。
※注意:RedEdge-P dualは、DJI社Matrice300/350向けに販売しております。
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ジェピコ限定特典情報:
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インテグレーション説明:
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ソフトウェア説明:
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・Pix4D mapper上での処理方法について
撮影データセット:
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・MicaSense社マルチスペクトルカメラ よくある質問集
株式会社ジェピコ
E-mail:jepico_HSP@jepico.co.jp
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