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【NETIS認定】Phase One社『コンクリート構造物向け点検用高解像度カメラ(KT-230233-A)』がNETISに登録されました。

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【NETIS認定】Phase One社『コンクリート構造物向け点検用高解像度カメラ(KT-230233-A)』がNETISに登録されました。
この記事は、弊社で取扱いをしておりますPhase One社1.5億画素高解像度一眼レフカメラを活用した技術が2023年12月に『コンクリート構造物向け点検用高解像度カメラ(KT-230233-A)』として国土交通省が提供する新技術情報提供システム(NETIS)※に登録されたことをお伝えいたします。


【目次】

【1.NETIS登録情報】
【2.使用カメラ】
【3.関連メディア】
【4.お問い合わせ】

【1.NETIS登録情報】

この度、Phase One社一眼レフカメラを活用した技術がNETISに登録されました。




NETIS登録された技術概要説明情報は以下の通りです。
 NETIS登録番号   KT-230233-A 
 技術名称   コンクリート構造物向け点検用高解像度カメラ 
 アブストラクト   本技術は、遠方から高分解能で高精細なカメラ撮影ができる技術で、従来は近接目視で対応していた。本技術の活用により点検時に遠方から短時間に広範囲の高精細写真を撮影できることとなり、施工性の向上、及び作業の安全性向上を図れる。

※"NETIS"とは、新技術情報提供しシステム(New Technology Information System)の頭文字をとった言葉で、国土交通省が平成10年より運用する新技術の活用のためのデータベースのことです。民間事業者などにより開発された有用な新技術を公共工事などにおいて積極的に活用していくことを目的としています。

従来技術からの改善点
経済性 向上
(59.05%)
橋梁点検車による近接目視点検から遠隔撮影に変更したため、橋梁点検車が不要となり点検作業が効率化するため
工程 向上
(82.55%)
高解像度カメラを用いた遠隔撮影による点検に変えたことにより、点検作業が効率化するため
安全性 向上 高所作業による近接目視の必要がなくなるため
施工性 向上 遠隔撮影による点検に変えたことにより、点検作業の施工性が向上するため
周辺環境への
影響
向上 橋梁点検車による近接目視の必要がなくなり、交通規制が軽減され周辺環境への影響が抑制される
その他 従来は橋梁点検車が必要なため交通規制や高所作業が必要であるという課題があったが、新技術では、橋梁点検車が不要となり、交通規制が低減され、高所作業が不要となることから周辺環境への影響抑制と安全性の向上が図れる


技術概要
①  何について何をする技術なのか?
  ・橋梁などコンクリート構造物の点検を遠方から可搬式の高解像度カメラを用いノートPCなどで対象物をリアルタイムに確認しながら広い範囲(標準レンズで、約10m x 7.5m)を1度に高解像度の写真撮影を行う技術
②  従来は、どのような技術で対応していたのか?
  ・橋梁点検車を用いた目視点検
③  公共工事のどこに適用できるのか?
  ・橋梁、桟橋などのコンクリート構造物の調査、点検作業
④  その他
  ・画素サイズの大きいセンサを搭載したカメラを使用することにより、晴天時の日陰など暗所部分を後処理により明るくして確認することが可能。
  ・本技術で用いるカメラは、 標準レンズでは15m先の幅0.2mmのひび割れが広範囲に視認可能である。
  ・操作用PCを用い、専用ソフトウェアを通じてライブビュー画像をリアルタイムに確認することができるため、点検対象表面の状況を確認しながら撮影データに収めることができる。
  ・全ての橋梁に対して常に近接目視と同じ精度が得られるとは限らず、遠方から視認できるエリアの点検に限られる。
  ・カメラから対象面までの距離や状態等の条件によっては部分的にピンボケ状態になる可能性がある。
  ・本技術には画像判断は含まれておらず、世の中で提供されている診断ソフトを自由に選択可能である。

新規性及び期待される効果
①  どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何が改善したのか?)
  ・橋梁などコンクリート構造物の橋梁点検車による目視点検から高解像度カメラによる遠隔撮影による点検に変えた。
②  期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
  ・高解像度カメラを用いた遠隔撮影による点検に変えたことにより、橋梁点検車による近接目視の必要がなくなり、橋梁点検車が不要となるため、経済性が向上する。また、点検作業が効率化するため、経済性、施工性の向上とともに、工程が短縮される。
  ・高解像度カメラを用いた遠隔撮影による点検に変えたことにより、橋梁点検車による近接目視の必要がなくなり、高所作業が不要となり、安全性が向上するとともに、交通規制が軽減され、周辺環境への影響が抑制される。
③  その他
  ・機器は現場へ一般の宅配便などで輸送することができる15kg程度(軽量)で、作業者1名から運搬が可能。
  ・作業時は、据付けから10分以内での調査、点検作業が可能。(実際の作業はカメラ操作者、ノートPC操作者 各1名)



【2.使用カメラ】

本技術で使用したカメラは、Phase One社1.5億画素一眼レフカメラ "XF IQ4"です。
製品の詳細をご希望の方は以下の画像をクリックして下さい。
PhaseOne社一眼レフカメラ XF IQ4



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登録情報:
・Phase One(フェーズワン)社 【NETIS認証取得】『コンクリート構造物向け点検用高解像度カメラ(KT-230233-A)』が登録されました

お役立ち情報:

Phase One(フェーズワン)社 産業用高解像度カメラ よくある質問集(FAQ)
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レンタル可能!Phase One(フェーズワン)社高画素カメラ 導入検討のお客様へ


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【お問合せ先】


問合せ窓口:土屋(03-6362-0336)、石川(03-6362-0369)
上記電話番号はダイヤルインのため、担当者が対応できない場合もございます。
Email : jepico_HSP@jepico.co.jp

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