【活用事例】Quanergy LiDARセンサーと監視カメラの統合警備システム

目次
1) LiDARによる警備が次世代の主流となる理由2) Quanergy Systems社とは
3) 参考情報
4) お問合せ
1)LiDARによる警備が次世代の主流となる理由
政府機関、交通機関、店舗、工場、倉庫、オフィス内、公共の場所、人流の監視及び警備は重要かつ繊細な課題があります。従来のセキュリティシステムは、監視カメラによる中央監視やビデオ管理プラットフォームが主流です。しかし、これらのソリューションは、誤警報、可視性、追跡、環境要因、多数のカメラを手動で操作するなど、システムの制限により、監視や警備の不完全さが課題になっています。
既存のツールの価値を更に広げたり、リソースを増やして対応したりするのではなく、はるかに多くのデータを提供できる補完的なテクノロジーを追加することで、セキュリティを強化できるとしたらどうでしょうか。それがQuanergy社のLiDARセンサーで得られるものです。
LiDARセンサーは、すべての方向に光線を放射し、環境条件の影響を受けずに360度の視野を作成し、オブジェクトの位置と動きを非常に高い精度で識別および分類できます。
LiDARセンサーからのデータは、AIベースの3D認識ソフトウェアプラットフォームを通し、各オブジェクトにラベルを付け、分類し、自動ハンドオーバー機能を使用します。またリアルタイム追跡により、セキュリティリスクがあるかどうかを判断します。監視範囲や警備エリアの各オブジェクトに識別子を割り当てることにより、LiDARセンサーはオブジェクトを識別します。しかし識別特性はないため、LiDARシステムがプライバシーの損害を起こすことなく監視ができます。
プロセスを自動化すればリソースが節約され、より正確な監視や警備が可能になります。 重要な事は、LiDARソリューションを現行のセキュリティシステムに追加しても、既に設置したカメラへの投資価値が低下するわけではありません。QuanergyのMシリーズおよびQORTEXDTC認識ソフトウェアを備えたSシリーズセンサーなどのLiDARシステムは、多くのビデオ管理システムと融合し、豊富な3Dオブジェクトデータを活用して、ビデオベースのシステムを自動化、監視を強化させ、あらゆる施設を監視、警備します。潜在的なセキュリティの脅威の場所や動きを即座に特定でき、ビデオシステムとの併合により、シームレスな自動化が可能になります。
たとえば、LiDARセンサーがセキュリティの異常を検出すると、システムが適切なカメラをアクティブにして、警備員に警告することができます。又はその異常な検出をメインモニターに自動的に映し出すことも可能です。カメラを自動的に操作できるため、時間、労力、人的エラーが削減されます。また、関心のある監視エリアのカメラを自動的にコントロール出来る為、カメラの台数を少なく出来る可能性もあります。 LiDARセンサーと自動カメラポジショニングの間で、警備チームは潜在的な脅威を簡単に追跡および監視できます。
VMSプラットフォームと組み合わせると、すべてのセキュリティ情報(LiDARセンサーデータ、ビデオ映像、およびアクセスシステムなどの他のリソースからの情報)を単一のリソースに結合し、ひとつのプラットフォームから管理できます。すべてのデータを監視および管理し、動的な状況を自動的に監視する機能により、警備員の負担が軽減されると同時に、事件や事象に対応する際は、より正確でタイムリーな情報が提供される事になります。
是非、既存のカメラ監視システムに補完的なLiDARセンサーの導入をご検討ください。
2) Quanergy Systems社とは
Quanergy Systems社は2012年の設立以来、シリコンバレーの中心に本社を置き、安価、高精度、高い耐環境性能を特徴とする2D/3DLiDAR (2D/3D レーザースキャナ)を設計・製造・販売しているメーカーです。
LiDARは完全自動運転を実現するために必須の技術とされており、複数のラインナップを有する同社の製品は、自動車業界のみならず、Smart City/セキュリティ/動線解析等、様々な業界に展開されています。
Quanergy のその他製品ラインナップは こちらQuanergy の関連メディア記事は こちら
Quanergy製品データシートはこちらより登録後/ダウンロードをお願いします。
■ソフトウェア情報
4)お問合せ
貴社のご開発に当たり、最適なモデルのご提案をさせていただきます。
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担当部門: 特販営業グループ
メール : quanergy@jepico.co.jp
担当 : 小池 03-6362-0704(ダイヤルイン)
上記電話番号はダイヤルインのため、担当者が対応できない場合もございます。
不在の場合には、お手数ですが問い合わせフォームよりお願いいたします。