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【新製品情報】「MQ-8」LiDARセンサ リリースのお知らせ 

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【新製品情報】「MQ-8」LiDARセンサ リリースのお知らせ 

Quanergy社より新製品「MQ-8」LiDARセンサがリリースされました。本記事ではMQ-8の特長について説明します。

1. 従来製品「M8」LiDARセンサ

2. 「MQ-8」LiDARセンサの特長
3. まとめ
4.
 参考情報
5. お問合せ

1. 従来製品「M8センサ」

Quanergy社の主力製品であるメカ式LiDAR M8は、高性能で耐環境性に優れていることから、車載やロボット、測量、セキュリティ等、様々なフィールドのお客様に使用いただいています。このM8センサは垂直方向に8本のレーザーが扇状に照射されており、垂直のFOVが広い特徴があります。これにより対象物を三次元で捉え、正確な大きさを把握することが可能です。
M8の特長はこちら

ただし、各レーザー間隔が平均約2.9°かつ扇状に照射される製品の特長上、遠くに離れれば離れる程、レーザー間の距離が広がり、対象物に照射されるレーザーが限定されるため、アプリケーションによっては正確に対象物の大きさを把握できないという問題がありました。

上記を踏まえ「MQ-8」LiDARセンサが誕生しました。次項ではMQ-8の特長について説明します。


2.「MQ-8」LiDARセンサの特長

従来製品のM8と比較し新製品のMQ-8の特長は垂直のFOVが狭い点となります。
M8は垂直方向のレーザ間隔が平均約2.9°に対し、MQ-8は平均約1.8°となります。

これは垂直の解像度の向上を意図し、数十メートル先の小~中型サイズの対象物の検知が難しいM8の課題を改善した製品となります。

レーザー間隔が1°異なった場合の検知イメージとしては以下の通りとなります。
センサ1の方がセンサ2よりも垂直のFOVが1°程広い仕様を例に挙げています。



上記ではセンサ1よりもセンサ2の方が遠方でも対象物がより複数のレーザーに当たっていることが確認できます。


センサ1とセンサ2ではFOVは1°程度しか変わりませんが、対象物とセンサの距離が長いほどレーザー間隔は広がります。
センサFOVが広い程大きい物体を遠くから検知することが可能ですが、小~中型サイズの対象物が遠方にある程レーザーが当たりにくくなっています。

以上より、MQ-8は小~中型サイズの対象物を広範囲のエリア上で検出する上で最適な製品となっています。

<特徴>
MQ-8の特長は以下の通りです。

  • 広範囲センシング
    360度全方位センシングを実現しております。また垂直方向は8レイヤーで20度をカバーします。
    また、レーザーは最長200m検出が可能となり広範囲のセンシングが可能です。

  • 長距離連続トラッキング
    垂直の解像度向上により、最長70m(直径140m)の人らしきサイズの対象物を連続トラッキングすることが可能です。

  • 昼夜/屋内外問わず安定したセンシングが可能
    LiDAR Sensorの特長を生かし、カメラが苦手するような暗所や西日の強い屋外環境でもセンシングが可能です。

  • 優れた角度分解能並びに距離精度
    角度分解能0.03度(5Hz) / 距離精度3cm以下(50m) を実現する高精度・高密度LiDARです。

  • マルチリターン対応
    反射強度別に複数の点群データを受光可能なマルチリターン機能に対応。高精度なセンシングを可能にします。

  • 優れた耐環境性
    防水・防塵構造となり屋外での長時間運用も視野に入れたLiDAR Sensorとなります。

  • PoE対応
    M8にはPoE(Power over Ethernet)対応モデルがあり、省配線・簡単施工を実現可能です。

  • 高い信頼性
    保証期間は2年間となります。

<想定使用例>

●想定場所
・工場敷地内/外
・商業施設内移動エリア
・交差点
・スタジアム観客席内/外、チケット購入窓口
・鉄道駅構内/ホーム
・空港施設内/窓口       等

●想定アプリケーション
・侵入者検知
・動線管理
・Smart City
・混雑状況の把握
・ソーシャルディスタンス管理 等

<MQ8紹介動画>


  

3. まとめ

MQ-8のリリースにより従来の主力製品であるM8との使い分けが可能となりました。
お客様の「何を」検知したいか、「どこで/どの範囲を」検知したいかの要望により、Quanergyが最適なソリューションを提案させていただきます。

実際に現場でのデモ並びにPOCも承っております。
この機会に是非検討してみてはいかがでしょうか!

Quanergy のその他製品ラインナップは こちら
Quanergy の関連メディア記事は こちら

 


4. 参考情報

■製品情報
 
■ソフトウェア情報
■3D LiDARとは
 

5. お問合せ


貴社のご開発に当たり、最適なモデルのご提案をさせていただきます。
ご希望の際は、下記問い合わせフォームより相談または下記担当者まで問合せください。




担当部門: 特販営業グループ
メール : quanergy@jepico.co.jp
担当  :   小池 03-6362-0704(ダイヤルイン)

上記電話番号はダイヤルインのため、担当者が対応できない場合もございます。
不在の場合には、お手数ですが問い合わせフォームよりお願いいたします。


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