LiDAR専用 導線管理ソフトウェア"QORTEX" 最新バージョンリリースのお知らせ
QuanergyよりLiDAR専用 導線管理ソフトウェアQORTEX 最新バージョン2.0が公開されました!
本記事ではQORTEX2.0の特長について説明します。
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1. QORTEXとは...?
2. QORTEX2.0のリリース
3. まとめ
Quanergy社独自の製品であるQORTEX DTC™(Detect, Track, Classify)は3D-LiDARから出力された膨大な点群データ(Point Cloud)をフィルタリングし、ユーザーが必要とする"オブジェクト情報"をリアルタイムに"検知"し"追跡""識別"を行います。
検出されたオブジェクト情報は、方向、速度、タイプを含む豊富なデータを生成しますが、点群データ(Point Cloud)を軽量化して翻訳されている為、 エンドユーザー、システムインテグレーター、およびアプリケーション開発者は、アプリケーション部分の開発に注力いただくことが可能です。
QORTEX DTC™は 「LiDARやPoint Cloudでの開発の工数を削減したい!」「LiDARやPoint Cloudでの開発に慣れていない...」といったユーザーなどをターゲットとしたシステムインテグレーター向けソフトウェアです。
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この製品を使用して、交通量の把握、大規模施設の侵入者検知、商業施設や公共施設の混雑状況の把握/緩和などの重要な課題の解決を自動化することが可能です。
近日、このQORTEXの最新verである「QORTEX2.0」がリリースされ、いくつか新機能が追加されました。
次項では、QORTEX2.0について説明します。
従来のQORTEXでは、"検知"や"追跡""識別"が可能なオブジェクトは"人"のみでした。
新しいQORTEX 2.0では"人"/"車"/"その他"の区別/認識が可能になり、また従来よりもオブジェクトの認識精度が向上しています。
PTZカメラとの自動制御を行うことができ、オブジェクトを追従することができます。
以下はM8センサとMQ-8センサの検出カバーイメージとなります。用途や環境により適しているモデルは異なりますが、例えば広域で人を検知するようなアプリケーションにおいては従来M8センサが7台必要なエリアを、MQ-8では3-4台でカバーするようなことも可能になるのです。センサの設置台数を減らす=ランニングコストの削除につながり、MQ-8はソリューションの幅を広くすると言えます。
4, Windows10をサポート
従来のWindows資産を活かすことを可能にし、慣れ親しんだユーザーインターフェースで開発を進めていただけます。
5, アプリケーション例
これらの特徴を生かし、昨今話題となっているスマートシティのアプリケーションにQORTEX2.0は最適です。
想定使用例としては以下の通りです。
●想定利用エリア
・交差点
・道路
・高速道路
・駐車場(サービスエリアや商業施設内、ビル内等)や駐車場発券エリア
・ETC料金所
●想定利用例
・車両の逆走検知
・車両のスピード検知
・人/車の侵入検知
・交通量の把握
・駐車場内での満空情報の把握
・LiDARの技術を使い対象物の正確な距離/形状把握が可能
・非常に高精度で正確な認識率
・各種照明の下での動作が可能
・昼夜問わず認識可能
・簡単で柔軟な設置が可能
・センサからの匿名性の出力データによるプライバシー保護
・コンパクトに統合されたハードウェアとソフトウェアソリューション
・用途に合わせた柔軟なソリューションの実現
3. まとめ
QORTEX2.0は、アプリケーション開発者の開発工数を削減可能なQuanergy独自のソフトウェアとなります。
"人"/"車"/"その他"のオブジェクトの"検知"や"追跡""識別"を行うことができる為、様々なアプリケーションに適用可能な製品となっています。
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