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Quanergy社LiDARソリューションを利用したソーシャルディスタンスの自動計測

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Quanergy社LiDARソリューションを利用したソーシャルディスタンスの自動計測
<目次>
1. ソーシャルディスタンスの計測ソリューション:Quanergy Qortex DTCデータ化
2. 距離計測の検証結果
3. 終わりに
4. お問い合わせはこちら



1. ソーシャルディスタンスの計測ソリューション:Quanergy Qortex DTCデータ化

昨今のコロナ禍によってあらゆる業態で対策が急がれている、人と人との距離「ソーシャルディスタンス」の確保ですが、この距離の可視化を実現するためのサービスの開発を検討されている企業も、ビルや交通インフラに携わるところにとどまらず増加していることと思います。

3D LiDARセンサーを製造・販売する米国のQuanergy社は、そのセンサーからの点群データを処理し、検知範囲内の人や乗り物を認識するシステムである「Qortex DTC」というソフトウェア製品も提供しています。ソフトウェアの分析アルゴリズムはAIを利用して開発されており、点群を解析して認識された人や乗り物の座標、動作情報はより軽量なオブジェクトデータとして変換・出力されます。

この3D LiDARと点群解析ソフトウェアを組み合わせたシステムを活用することで、距離計測部分の機能の開発を行うことなく、ソーシャルディスタンスの可視化サービスの開発と提供の加速が可能となります。

とは言え、このシステムによる距離計測の精度がいったいどの程度のものなのか、開発するサービスに求められる要件が様々ある中で設計者の方が気になる第一のポイントなのではないでしょうか?

本記事では、その距離計測精度について弊社で検証してみましたのでその結果を報告させていただきたいと思います。

▽距離計測の検証環境

会議室の奥にQuanergy社のLiDARセンサーである「M8」を三脚に設置し、そこから5m程度の場所に距離測定を行う場所に目印を作成しました。
目印は50㎝四方の四角で囲んだエリアで、その間の距離は85㎝としました。

▽計測の様子


こちらの四角の中に検知対象者となる人が一人ずつ入り、本LiDARシステムによって出力される各座標データから算出される距離と、実際の距離を比較する、という検証を行いました。
四角の両端の間の距離が85㎝で、四角の中心部分に人が配置されることから、人と人の座標上の距離は、

85 + (25 x 2) = 135 cm

となることが期待されました。



2. 距離計測の検証結果

距離計測の検証結果LiDARシステムからは、検出された人の3D(X、Y、Z方向)座標情報を含むデータが100msごとに出力されます。
それらのデータを取得し、プロットしたところ下記(座標の単位は m:メートル)のようになりました。

設置風景の写真向かって右側のエリアをエリアA、左側をエリアBとして、エリアAに配置した人の座標は⻘い点、エリアBに配置した人の座標は赤、および⻩色の点でプロットしています。エリアBに配置した人物は、データの取得開始・停止の操作をLiDARセンサーの手前に配置していたPCで操作したため、そのときに動いた足跡もプロットされています。

ピンク色の線は、⻘い点の平均座標と⻩色い点の平均座標を結んだ線です。この線分の⻑さが、今回計測した「ソーシャルディスタンス」となります。

エリアBに配置された人物は、エリアBに到達後10秒ほどそこにとどまった後、再度PCのある場所に移動しました。
より正確な計測をするため、時系列の座標間の移動距離が、エリアAに配置されていた人物の移動距離の平均以下となっている点のみに絞りました。


そしてこの線分の⻑さは… 1.3579 m すなわち135.79 cm と算出されました!

結果として

事前計測値      135     
LiDAR計測値  135.79
----------------------------
差        0.79  cm

期待値から1㎝以下の誤差として計測できました。



3. 終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回の検証ではLiDARセンサーは1台のみでの計測でしたが、Qortex DTCは複数台のセンサーからの点群データを一括で処理して、座標を含むオブジェクトデータへの変換が可能です。そのため、サービス側ではシステム全体で使用するセンサーそれぞれの位置関係や各センサーの死角などを意識する必要がありません。
今回の検証に使用した座標データのご提供はもちろん、検出された人や乗り物の動く様子をリアルタイムで表示したデモもご覧いただくことが可能です。
ソーシャルディスタンス計測・可視化ソリューションをご検討の方はお気軽に弊社へお問い合わせください。

4. お問い合わせはこちら


「どこで/どの範囲を」検知したいかの要望により、Quanergyが最適なソリューションを提案させていただきます。
実際に現場でのデモ並びにPOCも承っております。
ご希望の際は、お問い合わせフォームもしくは以下より相談ください。

担当部門: 特販営業グループ
メール : quanergy@jepico.co.jp

 担当者: 小暮 03-6362-0422(ダイヤルイン)
 上記電話番号はダイヤルインのため、担当者が対応できない場合もございます。
 担当者不在の場合には、お手数ですが問い合わせフォームよりお願いいたします。

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