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Terabee活用事例#2 【鉄道インフラ/RTLS*と衝突防止機能を活用した鉄道インフラ管理の強化】

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Terabee活用事例#2 【鉄道インフラ/RTLS*と衝突防止機能を活用した鉄道インフラ管理の強化】

RTLS*1=リアルタイムロケーションシステム、位置測位技術

こちらの記事では、ヨーロッパ全域で実施されているMOMITプロジェクトでのTerabee製品導入事例を紹介いたします。


目次

1. はじめに:Terabeeとは?
2. MOMIT(モミット)とは?
3. 鉄道インフラ管理における主な課題
4. ドローンの活用について
5. 使用したTerabee製品はこちら
6. Terabeeを使用するメリット
7. 実際の点検動画
8. 類似製品はこちら
9. お問合せ

はじめに:Terabeeとは?

Terabee(読み:テラビー)は2012年設立のフランスメーカーで、主にドローンやロボット向けの製品を開発及び製造しています。近年ではセンシング市場での知見を活かして新規市場開拓を行っており今後更なる進化が期待されます。ジェピコでは、Terabee製品の販売だけではなくお客様の技術サポートも行っております。

MOMIT(モミット)とは?




MOMITは、鉄道インフラ監視向けにリモートセンシング技術を開発し、実証することを目的としたプロジェクトです。Terabeeはこのプロジェクトに参加しており、インフラ管理のみならず、その周辺の監視・事故防止もサポートしています。MOMITでは、情報通信技術に加えて宇宙ベースおよびドローンのセンシング分野における最先端技術を活用して、アプリケーションの多様化を目指します。

鉄道インフラ管理における主な課題

インフラ管理にて実施する屋外検査の種類は、鉄道橋や線路周辺の構造確認まで多岐にわたります。通常この作業には、構造設計者による綿密な検査または精密機械のレンタルが必要です。この際時間がかかるだけでなく、大量のコストがかかります。これに加えて、危険な環境下で検査をする作業者の安全を考慮する必要もあります。

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ドローンの活用について


Terabeeは、より精度の高いドローン測位のためのRTLS(リアルタイムロケーションシステム)と衝突防止技術の両方を組み込んだソリューションを開発し、検査を2つの異なる段階に分割しました。

STEP 1. ドローンの操縦士が、施設構造や環境に関する関連データを収集する。
STEP 2. 収集したデータを構造設計師が分析する。

ドローンを活用することにより、人間による作業が不要になるだけでなく、構造設計士は現場に赴かなくかなくても検査が可能になります。また、作業がデータの分析のみになり工数を削減できます。

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使用したTerabee製品はこちら


Terabeeは、RTLSとドローンのGPSシステムの両方を利用することで高精度な位置情報を検知し、データを使用して3Dモデルを作成するソリューションを作成しました。(建物の損傷の検知など)
また
そのソリューションの一部に、TeraRanger Tower Evo(テラレンジャータワーエボ)を導入しました。

TeraRanger Tower Evoは、ToF技術を活用したLiDARシステムです。組み立て不要な本製品は高い耐久性と静音化を実現しコンパクトで軽量なデザインで、地上・空中を問わず、高速移動する軽量ロボットのアプリケーションに最適です。本製品を用いてソリューションに衝突防止システムを導入し、近接飛行でも最小限のリスクで検査ができるように設計しました。

Pixhawk(APM)フライトコントローラーと互換性があり、タワーを囲むように搭載されたセンサの数は、4つまたは8つからお選びいただけます。

*2 こちらの記事内でToF技術について解説しております。
*3   センサ単体のスペック情報はこちら

Terabeeを使用するメリット

TeraRanger Tower Evoを用いて衝突を防止し、高価なドローンや機材を衝撃から守ります

▼TeraRanger Tower Evoのスペックシートはこちら【英語版】


実際の点検動画



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お問合せ

製品についてご興味いただけましたら是非お問い合わせください。

 


株式会社ジェピコ 
製品担当:森園

※上記電話番号はダイヤルインのため、担当者が対応できない場合もございます。 
担当者不在の場合には、お手数ですがお問い合わせフォームまたは下記メールアドレスよりお願いいたします。
E-mail:jepico_HSP@jepico.co.jp


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