ケーブルエントリーとは～仕組み/用途　フリッチェ/PFLITSCH

2024/04/08

　１．ケーブルエントリーとは？
　２．ケ―ブルグランドとの違いとは？
　３．ケーブルエントリーのメリットは？
　４. ケーブルエントリーの使用箇所は？
　５．ケーブルエントリーの構造は？
　６． PFLITSCH社ケーブルエントリー
　７．関連記事
　８．お問い合わせ

　この記事では、弊社取り扱いのPFLITSCH社「ケーブルエントリー」について、そもそもケーブルエントリーとはどのような製品なのか？そして、PFLITSCH社ラインナップのメインである「ケーブルグランド」との違いは何なのか？をご紹介いたしまます。
　最後にはPFLITSCH社ケーブルエントリーの製品紹介ページもございますのでそちらも併せてご覧いただければ幸いです！

１．ケーブルエントリーとは？

　ケーブルエントリーとは、ケーブルや配線を機器や制御盤などの筐体に導入する際に、それらを確実に固定し外部からの物理的・環境的影響から保護するためのシステムです。

２．ケーブルグランドとの違いとは？

　ケーブルエントリーとケーブルグランドは、共にケーブルの構造を保護し、端末を安全に接続する役割を果たしますが、その構造、使い方に違いがあります。

ケーブルグランド

・一つ一つのケーブルに対して個別に取り付け。
・IP性能が高く、工場や製造現場、室内外問わず幅広い用途に使用される。

ケーブルエントリー

・複数のケーブルを同時に取り付け。
・組み立て済みのケーブルや異なるサイズのケーブルを集約したい場合に使用される。

3．ケーブルエントリーのメリットは？

　ケーブルエントリーシステムは、特に制御盤や機器キャビネットなど、電子機器や機械内部へのケーブルの導入と管理に広く利用されています。これにより、製品やシステム内でのケーブルの整理やスペース利用の最適化を図ることが可能です。
　
　設備やシステムの信頼性を保つために不可欠な役割を担っており、その操作性やセットアップの容易さは、作業の効率化に貢献し、高いケーブル密度を実現しながら安全性を保つ要素となっています。