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自動人数カウントセンサ(人感センサ)の技術比較

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自動人数カウントセンサ(人感センサ)の技術比較

株式会社ジェピコでは、Terabee社の製品を取り扱いしております。

▼公式HPにおける参照元はこちら
How People Counter Sensors Work? People Counters Comparison

目次

近年、自動人数カウントセンサ(人感センサ)の注目度が増しており、費用対効果の高いソリューションとしてオフィスや企業にて採用されています。

名前の通り、自動人数カウントセンサ(人感センサ)を用いると、人の出入りに関するデータを収集することできます。これにより従業員や訪問者の行動を洞察することができる一方、セキュリティ対策にも繋がります。また、様々なビジネス環境において重要業績評価指標(KPI)が精査される中、様々なニーズを満たすためにいくつかの異なる技術を用いた人数カウントセンサが存在します。 

この記事ではセンサの基礎となる技術を比較しながら、それぞれがどのように機能するのかをより詳しく探っていきます。

光学式 人数カウントセンサ:CCTVとステレオビジョン

CCTVとステレオビジョン
クローズド・サーキット・テレビ(CCTV)は、最も一般的な人数カウント技術の1つですが、主にセキュリティ目的で使用されています。例えば小売業者は、犯罪を抑止し犯罪行為の視覚的な証拠を提供するCCTVシステムをビジネスのセキュリティを向上を目的に利用しています。

但し、ビデオ解析とオンボードコンピュータビジョンが登場する以前は、CCTVを使った人数カウントは時間のかかる手作業でした。そのため現在では、CCTVよりもかなり高価ですが視覚光学とシミュレートされたステレオビジョンが機械学習を用いて自動顔認識と物体検出のために活用されています。

また、これらの人数カウントシステムの主な欠点は、匿名性がないことです。セキュリティ目的での使用が多いものの、個人のプライバシーに対する関心が高まりつつあることからこの技術に対する懸念があるのも事実です。また、計数精度が低照度や影などの周囲環境要因によって制限されるため、計数エラーが発生しやすいことも欠点といえるでしょう。

WiFiを用いた人数カウントセンサ: 信号追跡

信号追跡
WiFiプローブ要求の追跡は、不正確ですが人々をカウントするための高度な方法です。推定では、世界中に69億2000万人ものスマートフォンユーザーがおり、各デバイスは固有のメディアアクセス制御(MAC)アドレスを保持しています。WiFiに対応したデバイスは、プローブ要求と呼ばれる方法でMACアドレスをブロードキャストします。インターネット・ルーターはこれらの信号を取得し、信号強度に基づいてデバイスの位置を三角測量することができ、複数のルーターは、相対的な信号強度を比較することで、デバイスの位置をより詳細に把握することができます。

但し、WiFiを用いた人数カウントには多くの問題があります。第一に、全ての人がWiFi対応のスマートデバイスを携帯していることが必須条件になることです。第二に、位置精度が他の人数カウント技術に比べて劣ります。第三に、システムは同意を求めることなくユーザーのデバイスを追跡するためプライバシー配慮に欠ける点です。

赤外線を利用した人数カウントセンサ:ToFセンサ

ToFセンサ
Time-of-Flight(ToF)技術に基づく赤外線エミッターは、正確かつプライバシー保護も高いという前例のない組み合わせを提供します。ToFセンサは、広い視野で人々をカウントし、光が物体に当たってから反射してセンサーに戻るまでの時間を計測することで、特定のエリアに出入りする人々をリアルタイムで監視することができます。

従来の赤外線エミッターは、物体の誤検出や、1つのFOV(Field-of-View)内にある複数の物体間の明瞭性の欠如という点で、精度の低さが指摘されてきました。そこで、Terabeeではこれらの問題を解決したソリューション、テラビー・ピープル・カウンティングL-XLを開発しました。カウント精度を低下させる可能性のある静的な人物や物体を除去する高度なフィルタリング技術によって実現されています。

正確で匿名性の高いソリューション、
テラビー・ピープル・カウンティングL-XL

ToF技術は、人のプライバシーや個人データを侵害することなく人をカウントする効果的な手段です。Terabeeのテラビー・ピープル・カウンティングL-XLにはカメラが搭載されていないため、顔を認識したり、個人の動きを追跡したりすることはありません。より詳しい製品情報をご希望の方は、下記のフォーマットより弊社へお問い合わせください。

L-XL

詳しくはこちら

問い合わせ

 
株式会社ジェピコ 
製品担当:森園
E-mail:jepico_HSP@jepico.co.jp


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