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【新製品】AWS IoTに接続可能で、簡単操作。Terabee社人数カウントセンサのご紹介

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【新製品】AWS IoTに接続可能で、簡単操作。Terabee社人数カウントセンサのご紹介

目次
1. Terabee社について
2. 
新製品Terabe人数カウントセンサのご紹介
3. 
ジェピコ×Terabeeの人数カウントの強み
4. 
人数カウント製品を使用してできること
5. 
Terabee人数カウントセンサのインテグレーション例
6. 
問い合わせ


1. Terabee社について

Terabee(読み:テラビー)は2012年設立のフランスメーカーで、主にドローンやロボット向けの製品を開発及び製造しています。近年ではセンシング市場での知見を活かし、新規市場開拓を行っており今後更なる進化が期待されます。ジェピコでは、Terabee製品の販売だけではなくお客様の技術サポートも行っております。
Terabee社について

 

2. 新製品Terabee人数カウントセンサのご紹介

Terabeeの屋内用ピープルカウントM/ L-XL。
どちらも特定エリアの人数を自動でカウントするセンサです。
精度は95%以上、プライバシー保護に特化しているうえに軽量で取り付けやすいデザインです。

狭いエリアで人流計測したい人にはピープルカウントM(PCM)
単数検知のみ。最大90cm幅のドアでの使用を推奨しています。

 新製品Terabee人数カウントセンサのご紹介

・狭いドア向けの製品のため、カウントには人の進行方向が大きく影響します。
・ドアの前を横切るなど方向が想定と異なる場合には、カウントは行われません。
・ドアを大きく斜めに横切った場合などには、正確にカウント出来ないケースもございます。
 使用推奨場所:トイレ、会議室、オフィス、ビルの廊下など

複数検知、人流が多い大きなドア向けに使用するならピープルカウントL-XL(PCL-XL)
→複数検知可。指定高さ以下を検知しないような設定が可能。(例 1m以下の子供は検知しない)
 新製品Terabee人数カウントセンサのご紹介

・初期設定時にモニタリングする空間に対して、「IN」エリアと「OUT」エリアの設定が必要です。
・人数カウントを行うには特定の境界線を跨ぐ必要がありますので、 「IN」エリアを横切っただけの人など、境界線を越えない人はカウントされません。
 使用推奨場所:ビルのメインエントランス、大会議室、店舗、劇場、スポーツアリーナなどの大規模施設。

▶検出イメージ
検出イメージ

ポイントTerabeeの人数カウントセンサの仕組みとして、ToF技術を採用しています。Time-of-Flightの略で、音ではなく光を発して対象物(人)にあたって跳ね返ってきた時間をもとに測距します。超音波と比較して、小型・軽量・低消費電力の特性を維持しながら、比較的大きな距離、高速な読み取り、高い精度を実現します。
カメラ等を一切使用していない為、プライバシー保護にもつながります。

 

3. ジェピコ×Terabeeの人数カウントの強み

-1. AWS IoTに簡単接続
-2. セットアップが簡単
-3. 比較的お手頃な価格設定
-4. 充実した技術サポート

ジェピコには技術チームがございますので、セットアップ等でお困りの際はサポートする体制が整っております。
※但しサポートの対象は弊社経由でご購入いただいた場合のみとさせていただきますので、ご了承ください。

4. Terabeeの人数カウントセンサを使用してできること


Terabeeの人数カウントセンサを使用してできること
これまで手動で行っていた来店者カウントの自動化。
→来場者の動きから設計を見直し、スタッフの配置場所を工夫するなど施設の最適化を図る。
→立ち入り禁止エリアへの入場を監視・検知する。
→コロナ渦における、オフィスや店内の人数制限に使用しより安心な環境をつくる。

スマートビルディングオートメーションへの応用。
→建物の稼働状況を把握する。
→暖房、換気、空調システムの制御・管理を支援する。

5. Terabee人数カウントセンサのインテグレーション例

Terabee人数カウントセンサ(Terabee PCM)はWebシステムへのインテグレーションを行うための機能として、HTTP PushとMQTTプロトコルに対応しています。MQTTプロトコルはAWS IoT Coreの標準メッセージングプロトコルとして採用されているため、クラウドシステムとの親和性の高い製品となっています。

弊社では、インテグレーションの一例としてTerabee PCMの人数カウントデータをAWS IoT Coreでモニタリングするようなデモを作成しました。 
構築したデモの構成は下記の図の通りです:
Terabee人数カウントセンサのインテグレーション例

Terabee PCMから出力される人数カウントデータを、AWSインスタンスで作成したMQTTブリッジを介してAWS IoT Coreに送信し、リアルタイムでモニタリングできるようにしました。MQTTブリッジはMosquittoというソフトウェアを利用しました。

デモシステムの構築は、下記のAWSブログ記事を参考にして設定を行いました:
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/how-to-bridge-mosquitto-mqtt-broker-to-aws-iot/

構築したデモシステムに合わせてTerabee PCMを設定し、最終的にAWS IoTのコンソールから下記のメッセージの確認ができるようになりました:
Terabee人数カウントセンサのインテグレーション例

このようにAWS IoT Coreによる人数カウントデータのMQTT Subscribeまでの行程が簡単に実施できるため、他のIoT機器と組み合わせたシステムを構築したり、複数台のTerabee PCMのデータを収集した人流解析も、余計な開発工数をかけずに実現することが可能です。

6. 問い合わせ

 
株式会社ジェピコ 
製品担当:森園
E-mail:jepico_HSP@jepico.co.jp


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