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【TeraRanger Evo Thermal】小型サーマルセンサのご紹介

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【TeraRanger Evo Thermal】小型サーマルセンサのご紹介

この記事では、Terabee社のTeraRanger Evo Thermalについて紹介します。

目次

1. Terabee社について
2. “TeraRanger Evo Thermal”とは
3. “TeraRanger Evo Thermal”の仕様
4. “TeraRanger Evo Thermal”のアプリケーションおよび使用例
5. 問い合せ

1. Terabee社について




Terabee社は2012年に設立したフランスのエンジニアリングカンパニーです。

主にドローンやロボット向けのソリューションを開発、製造しています。
 

2. “TeraRanger Evo Thermal”とは

“TeraRanger Evo Thermal”は、赤外線サーモパイルアレイを利用したコンパクトなサーマルセンサです。

※赤外線サーモパイルとは
熱エネルギーを電気エネルギーに変換する電子部品です。絶対温度ではなく、温度勾配に比例した電圧を出力します。

“TeraRanger Evo Thermal”の特長

・32x32ピクセルで熱画像を出力

・FOV 90°または33°から選択可能。

・コンパクトで軽量 (7g~)

・UART、USB対応

・低電力消費

・プライバシーに配慮したデータ収集

・太陽光、暗所、視野不良下でも機能

・PCから無料のグラフィカルユーザーインターフェイスをダウンロード可能。

・高信頼の精度 (33℃で±0.3℃以下のばらつき。体温検出に最適。)

3. “TeraRanger Evo Thermal”の仕様

ラインナップは“Evo Thermal 90” “Evo Thermal 33”の2種類で、視野角・検出温度範囲等が異なります。

製品名 Evo Thermal 90 Evo Thermal 33
原理 赤外線サーモパイルアレイセンサ 
     画素数   32×32ピクセル 1024画素
     FOV    90°×90° 33°×33° 
アップデートレート 7Hz
検出温度範囲 -20℃~670℃ 30℃~45℃
信頼性     ±2℃ <±0.3℃
温度精度 ±2℃ (対象物が100℃以下の場合)
  2% (対象物が100℃以上の場合)
±0.5℃
 NETD (at 1Hz,25℃)   330mK (0.33℃) 254mK (0.25℃)
人体の検出可能距離 ~5m
温度補償 自動
電源電圧 5V DC±5% 
供給電流 (通常時~最大)         45mA~75mA       
動作周囲温度 -10℃~65℃ 15℃~30℃
インターフェイス USB 2.0 Micro-B
UART, +3.3V level, 460800,8,N,1
コネクタ Single 9 pin Hirose DF13 (UART Backboard)
Micro USB (USBbackboard) 
重量  7g+3g (本体+バックボード) 9g+3g (本体+バックボード)
寸法  約29x29x13mm 約29x29x22mm
 準拠  RoHS, CE 


4. “TeraRanger Evo Thermal”のアプリケーションおよび使用例

具体的な使用例は以下の通りです。


・体温の検知
例) 特定エリアの占拠率を出す。

・熱動源の追跡
例) 不審者の侵入を検知し、カメラを向けさせる。

・アダプティングライティング (スマートビルディング)
例) 入室と同時に部屋のライトをつける。

・熱動源の監視
例) 産業廃棄物の熱を検知し、火災を未然に防ぐ。


・機械および生産工程の温度監視

例) 熱の変動を監視することで耐火物や断熱材が故障するのを防ぎ、機械の速度を調整・オペレーターにアラートを送信する。



 5. 問い合わせ

 

担当部門: プロダクトマーケティンググループ
担当:   森園

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