【TeraRanger Evo 40m】ローコストで簡単に使えるドローンセンサをお探しの方へ、ToF技術を駆使したコンパクトな測距センサのご紹介

2021/07/05

この記事では、Terabee社のTeraRanger Evo 40mについて紹介します。

　1. TeraRanger Evo 40mとは

TeraRanger製品は、ToF技術を使用したコンパクトな設計＋様々なアプリケーションで使用可能な距離計測センサ（レンジファインダー）です。

▼主な特徴

・豊富なラインナップ
→40mの他に3m/15m/60mの用意があるので、用途に合ったセンサをお選びいただけます。

・ToF技術で距離を測定。
→光速の時間差を距離に換算するため、距離を問わず一定で高精度な距離測定が可能です。

・超小型軽量設計
→重量がたった12g（10円玉×3枚以下！)なので、ドローンへの搭載に最適です。

・USB、12C、UARTをクリップオンするだけで交換可能なインターフェイス
→ご使用に合わせて選択可能です。

・暗室や暗闇で動作可能
→屋内外両方でご使用いただけます。

▼スペック
TeraRanger Evo 40m Specification

原理	Infrared Time-of-Flight (ToF)
レンジ	屋内: 0.5~40m 屋外: 0.5~(10m~40m)
アップデートレート	最大240サンプル/秒
アウトプット解像度	0.5cm (14m以下) 2cm (14m以上)
精度	±4cm (14m以下) 1.5% (14m以上)
視野角	約 2°
供給電圧	5V DC ± -5%
供給電流	90mA (Min) ~ 330mA (Max)
インターフェース　　　　(選択可)	USB 2.0 : Micro-B UART : +3.3V level IC2 : +3.3V level, 400kHz
コネクタ	Single 9 pin Hirose DF13 Micro USB
寸法	約29 x 29 x 22mm (センサ + バックボード)
目の安全性	◎
対応プラットホーム	PC (Windows, Linux, Mac via USB interface)　　 ROS / Arduino / Pixhawk (APM and Px4) / Rasberry Pi via USB interface / Odroid via USB interface

　2. 使用例

TeraRanger Evo 40mは、主にドローン/AGV /オートメーション向けに使用されています。

▼具体的な例

・ドローンの高度計

・ロボットの誘導、衝突防止

・在庫管理

・物体の存在、近接検出

▼データ出力

バイナリーのデータがシリアル通信にのって出力されます。
TeraRanger Evoシリーズのソフトウェアは、メーカHPから無料でダウンロード可能です。

3. ドローンへの取り付けを簡単に!アクセサリーのご紹介

“TeraRanger Tower Evo”を使用して幅広い範囲を検知＆衝突回避！

こちらの動画では“TeraRanger Tower Evo”というアクセサリーを使用し、センサを複数個ドローンに搭載しています。障害物が複数ある場合、双方間の距離を平均化することでターゲットを検知し、衝突を防止しています。

※“TeraRanger Tower Evo”に取り付け可能なセンサは“TeraRanger Evo”シリーズの600Hzまたは60mのみになるのでご注意ください。