お問い合わせお問い合わせ
ダウンロード資料
ダウンロード

ジェピコメディア

  1. TOP
  2. ジェピコメディア
  3. TERABEE 産業 産業機械
  4. 【ToF技術を用いた人数カウント/管理】Terabee People Flow Counting M2.0販売開始

【ToF技術を用いた人数カウント/管理】Terabee People Flow Counting M2.0販売開始

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【ToF技術を用いた人数カウント/管理】Terabee People Flow Counting M2.0販売開始

目次

はじめに Terabeeとは
1. People Counting Mがアップデートについて
2. リニューアルされた点
3. People Flow Counting M2.0の特長
4. 検出のイメージ
5. アプリケーション
6. 寸法
7. 仕様
8. 設置方法

はじめにTerabeeとは?

はじめにTerabeeとは?
Terabee(読み:テラビー)は、2012年に設立されたフランスのメーカーで、主にドローンやロボット向けの製品を開発・製造してきました。近年では、センシング市場での知見を活かし、スマートビルディング分野をはじめとする新規市場の開拓にも注力しており、今後さらに進化が期待されています。

ジェピコでは、Terabee製品の販売に加え、お客様への技術サポートも提供しています。

1. People Counting Mがアップデートについて

この度、TerabeeのPeople Counting Mがリニューアルされ、名前も新たにPeople Flow Counting M2.0(ピープルフローカウンティングM2.0)として登場しました。こちらの記事では、リニューアル後の製品についてご紹介いたします。
2.0

製品ラインナップ

2. リニューアルした点

  • 内容物の変更
    磁石とアナログコネクタが追加されました。(使用用途は後述)

  • 入力電圧の変更
    旧:5VDC±5% - 1A → 新:10-30VDC±5% - 1A

  • マグネットボタンによる操作
    こちらを使用して、設定モードへの移行やファクトリーリセットが可能です。旧モデルでは設定モードに移行するために電源を切る必要がありましたが、今回のモデルでは電源を入れたまま設定モードに移行できるようになりました。

  • アナログ出力
    最大人数を設定し、その割合に応じてアナログ出力(最大10V)を行うことができるようになりました。
    例)最大人数を10人と設定した場合、6人が部屋に入っているときには、60%の6Vでアナログ出力が行われます。

  • HTTP/MQTTのPushデータ変更

  • MQTTのGETコマンド・SETコマンドを使用可能

 

3. People Flow Counting M2.0の特長

 

ポイント
  • カメラ/ビデオではないToF技術を採用
    ToF技術を採用することで、カメラやビデオを使用せず、正確な人数カウントが可能です。

  • 明かりが少ない場所でも、95%の高精度でカウント
    低照度環境でも高精度なカウントを実現します。

  • カメラ等を一切使用しない、プライバシーへの配慮
    プライバシーを守りながら、人数カウントを行うことができます。

  • 単数検知のみ、最大90cmドア幅での使用を推奨
    ※複数検知が可能で、指定高さ以下を検知しない設定が可能なPCL-XLモデルも用意しています。

  • ウェブGUIによる簡単なインストールと設定
    簡単にインストール・設定ができ、手間がかかりません。

  • MQTTコマンドやTerabee IoTデバイス管理サービスを使用して遠隔で操作可能
    リモートでの操作や管理が可能です。

  • 部屋の混雑状況に比例したアナログ出力
    混雑状況を反映したアナログ出力が可能です。

  • MQTTS/HTTOSによるデータ伝送
    セキュアな通信でデータを送信できます。

  • 狭い出入り口や通路に最適な、コンパクトで小型の計数装置
    コンパクトな設計で、限られたスペースにも設置できます。

  • リアルタイムで人数を計測
    常に最新の人数データをリアルタイムで計測・提供します。

    カタログをダウンロードする

 

4. 検出のイメージ(右:PCM)

※複数検知が可能で、指定した高さ以下を検知しない設定ができるPCL-XLモデルもご用意しています。
People Flow Counting M2.0の特長

5.アプリケーション

アプリケーション
オフィスでの会議室の利用率調査 / トイレでの混雑状況の把握 / 空調制御システムへの導入…

6. 寸法

寸法


7. 仕様(PoEモデル)

TB-PCM

計測方法

 Time-of-Flight

視野角

 15°

測定エリア寸法

 設置位置が3mの時、80×80cm

設置高さ

 2.3~3.0m

屋外使用

 ✖ 屋内のみ対応

精度

 95%

データ通信

 リアルタイム通信または事前に設定した通信間隔

電源

 5.5×2.1mmジャック(10-30V DC±5%-1A)
 またはPoE IEEE802.3af/at/b

アナログ出力

 0-10 V (部屋の占有率に応じた出力値)

LEDインジケーター

 LED2個

起動にかかる時間

 約15秒

寸法

 直径110mm×36mm

重量

 141g

素材

 ABS PA-757

 白(他の色をご希望の方はご案内可能)

動作温度

 0~35℃

保管温度

 -20~60℃

接続

 Wi-Fi 802.11b/g/nまたは ギガビット・イーサネット

推奨ケーブル

 CAT6以降

IPアドレス

 DHCPスタティックIP

ローカルWi-Fiアクセスポイント

 192.168.4.1

プロトコル

 HTTP/HTTPS, MQTT/MQTTS

ポート番号

 53,80/443,1883/8883

機器設定方法(リモート)

 MQTTコマンド

ホワイトリスト登録済ドメイン

 *.terabee.com

データホスティング

(Terabee IoTプラットフォーム使用時)

 クラウドホスティング

 データセンター所在地:アムステルダム

 データ保存期間:2年間

セットアップツール

 デバイス内蔵ウェブGUI

 
オンライン製品紹介の申し込み

8. 設置方法

People Flow Counting M2.0は、ドアの中心軸に沿って、ドアから10cm以上離れた位置に設置してください。

設置方法

  • 最大90cmのドア幅まで対応
  • 設置高さは、最低2.3m~最大3m
  • 複数検知が可能で、指定した高さ以下を検知しない設定ができるPCL-XLモデルもご用意しています

 

インテグレーション例はこちらの記事をご覧ください。
取り付け方の動画はこちら

お問い合わせ

 
株式会社ジェピコ 
製品担当:森園
E-mail:jepico_HSP@jepico.co.jp


関連記事:
Terabee People Occupancy Counting サーマル人感センサーのご紹介
【Terabee】自動人数カウントセンサ(人感センサ)の技術比較
【ToF技術を用いた人数カウント/管理】Terabee People Flow Counting M2.0販売開始
【人数カウント】ToF技術とは?その魅力と仕組みを解説
【動画あり】Terabee社人数カウントセンサの取り付けガイド
【Terabee】企業における人数カウント、 オフィス内の人数を把握するメリット
【Terabee】AWS IoTに接続可能で、簡単操作。Terabee社の人数カウントセンサーのご紹介

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加