お問い合わせお問い合わせ
ダウンロード資料
ダウンロード

ジェピコメディア

  1. TOP
  2. ジェピコメディア
  3. メーカー情報 Dialight
  4. LEDライトパイプとは ~役割/使用するメリット~ 【Dialight社Optopipe®製品】

LEDライトパイプとは ~役割/使用するメリット~ 【Dialight社Optopipe®製品】

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
LEDライトパイプとは ~役割/使用するメリット~ 【Dialight社Optopipe®製品】

目次

1.LEDライトパイプとは?
2.LEDライトパイプを使用する理由
3.Dialight社Optopipe® ライトパイプ製品の概要
4.LEDライトパイプを使用するメリット ーDialight社Optopipe® ライトパイプの特長―
5.関連記事
6.お問い合わせ

 

1.LEDライトパイプとは?

LEDライトパイプは、回路基板上のLEDなどの光源から筐体またはパネルの外側に光を伝送する、精密に成形された光学部品または光ファイバー(導光管)です。通常、ポリカーボネートまたはその他の光学グレードの材料から製造されます。
Dialight社のOptopipe®ライトパイプ製品は、高い性能と耐久性を確保するため再生材は使用せず、新しい高品質のポリカーボネートのみで製造されています。



Dialight社では、レイ トレーシング(Ray Tracing:光線追跡法)を用いてライトパイプを通過する光の経路を解析しています。
このモデリング手法は生産に先立って行われ、光の損失を最小限に抑え、ライトパイプ設計性能を最大限に引き出します。

レイ トレーシング テクノロジーを活用した最先端の設計と開発
 

2.LEDライトパイプを使用する理由

Optopipe® ライト パイプは視覚的なステータス表示に使用され、電気機器、計器、電子機器の安全かつ信頼性の高い動作を実現し、診断目的にも役立ちます。これらは通常、従来のインジケータでは大きすぎる場合や、スペースに制約がある場合に、フロントパネルに表示するために使用されます。しばしばステータス表示は、ポートやスイッチなどのフロント パネル コンポーネントの上、周囲、または下に表示が必要になる場合があります。ライト パイプは、この頻発する問題の解決策を提供します。

また、EMI(Electromagnetic Interference)/RFI(Radio Frequency Interference)の影響から光源をフロントパネルから離す必要がある場合や、設計が完了後にステータス表示が必要になった場合にも有効です。Optopipe®ライトパイプは、コストのかかるPCBやパネルレイアウトの再設計の必要性を排除し、一般的にインジケータを交換するよりも費用対効果が高くなります。


3.Dialight社Optopipe® ライトパイプ製品の概要

Dialight社では、お客様(orエンドユーザー様)のニーズを満たすため、多くのアプリケーションで利用可能な幅広い製品ラインナップを提供しています。

Dialight社Optopipe®ライトパイプの製品ラインナップはこちら


Optopipe®ライトパイプの実装方法には、PCBマウント(基板実装)またはパネルマウント(筐体実装)があります。PCBマウント用に設計されたライトパイプには実装ピンがあり、PCBに設けた取付け穴に圧入することで簡単に実装することができます。パネルマウントの場合、フロントパネル圧入しPCBのLED直上に配置します。さらに固定が必要な場合は、エポキシ接着剤またはヒートステーキング(熱カシメ)をお勧めいたします。

① PCBマウント ライトパイプは、圧入実装ピンを備えPCBのLED上に簡単かつ確実に取り付けることができます。
②例) PCB実装面に対して水平に導光する横型ライトパイプ
③例) PCB実装面に対して垂直に導光する縦型ライトパイプ


① パネルマウント ライトパイプは、フロントパネルに圧入されLEDの直上に設置します。
② 例) PCB実装面に対して垂直に導光するフラットレンズ ライトパイプ
③ 例) PCB実装面に対して平行に導光するドームレンズ ライトパイプ



LEDライトパイプのポジション・方向

Optopipe®ライトパイプは、シングルポジションとマルチポジションの構成があり、通常、水平または垂直方向に1~4列のレンズを備えています。様々なアプリケーションに対応するために、ストレート、アングル、およびスタック(多連)のオプションがあります。


シングルポジション
マルチポジション
ライトアングル
バーティカル

 



LEDライトパイプのレンズタイプ

【レンズ形状】
円 ー 正方形 ー 長方形
【レンズ先端部】
フラット型 ー 凸型 ー ドーム型
【レンズ面】
 研磨加工 ー テクスチャ加工


アプリケーションやご希望のパネル外観に応じて、豊富なレンズオプションが用意されています。基本的なレンズ形状は、円形、正方形、長方形があり、レンズ先端部は、フラット型、凸型、またはドーム型があります。さらに、レンズ面は研磨加工またはテクスチャ加工から選択可能です。



ライトパイプのシールドオプション

例)シールド付き
 515-1064-804F 
例)シールド無し
515-1064F

 

Optopipe®ライトパイプには、シールド付きの構成もあります。シールドは、光漏れを防ぎ、隣接する光源間の光クロストークを排除することにより、ライトパイプの光出力を最適化します。
また、ライトパイプで使用されるLEDの種類と、LEDとライトパイプの間の距離も、ライトパイプの光出力に影響を与えます。従って、Dialight社のOptopipe®ライトパイプは、型番ごとに推奨するLEDパッケージをご提案しております。

Dialight社表面実装LEDの製品ラインナップはこちら
※一部弊社にて取扱いしていない製品がございます。予めご了承ください。


4.LEDライトパイプを使用するメリット ―Dialight社Optopipe® ライトパイプの特長―

設計の柔軟性

・豊富な製品ラインナップから、組み合わせや形状が選択可能
・PCBまたはパネルへの取り付けが簡単
・ライトパイプの高さや長さ等、カスタムのご相談可能

コスト削減

・一般的に他のインジケータ技術より高い費用対効果が得られる
・コストのかかるPCBやパネルレイアウトの再設計が不要

パフォーマンス

・パイプの高さや長さに関わらず、安定したパフォーマンスでの表示機能
・シールドにより光漏れや光クロストークを効率よく排除



上記の通り、Optopipe®ライトパイプはフロントパネルへの表示のニーズに応える多用途のソリューションです。
製品選定におけるご質問やサンプル提供に関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。

Dialight社Optopipe®ライトパイプの製品ラインナップはこちら

5.関連記事

Dialight製品の関連記事は次の通りです。

【製品ラインナップ】
・基板実装用LED スルーホール製品
・パネルマウント用LEDインジケーター製品
・オプトパイプ製品
・表面実装用LED Prism製品


Dialight社製品に関する動画はこちら


6. お問い合わせ

ご不明な点がありましたら、以下フォームにご記入ください。




製品担当:プロダクト事業推進本部 土渕
TEL:03-6368-5978(ダイヤルイン)
※上記電話番号はダイヤルインのため、担当者が対応できない場合もございます。
 
最新情報更新中!
 
 
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加