【新製品情報】風速の3次元計測を精度良く！TriSonica Sphere Wind Flux Sensorのご紹介

2021/11/04

アメリカ・コロラド州にある気象測器メーカー、Anemoment社(現: LI-COR社ネブラスカ州)より新製品
「TriSonica Sphere Wind Flux Sensor」が登場しました！

現行品「TriSonica Mini Wind and Weather Sensor」と比べ、鉛直方向の風速計測の精度が大きく改善され、より正確な3次元計測が可能となっております。「TriSonica Mini Wind and Weather Sensor」の詳細は以下をご参照ください。

<<特徴>>

縦方向は±60°まで計測が可能！球型の形状で風陰による影響を画期的に減らし、垂直方向の風の測定精度を改善。
4か所に測定用超音波センサを搭載することで、4種類のエアーパス分析、鉛直方向の風速を含め高い精度でデータ取得を実現しました。

最大100Hzまでデータ出力レートが選択でき、より細やかな風速の変化の計測が可能です。

微風から強風まで計測ができ、あらゆるアプリケーションに適応します。

リアルタイムで風速だけでなく風向、温度、3次元加速度データを同時に取得します。

LI-COR(旧: Anemoment)社は小型軽量にこだわります。大きさ10.2cm × 10.2cm × 24.9cm (計測パス: 60mm)、重さはわずか225g！
さらに、アルミニウム構造なので頑丈なつくりです。

必要な電力は5-32VDC@500mWのみです。

コンパクトサイズのTriSonicaは、ドローンへの搭載に最適です。

頑丈なつくりのため、屋内外問わずあらゆる場所に設置が可能です。

船舶や消防車、スポーツスタジアム、トンネル、建設現場など様々な分野で活躍します。

寸法	10.2cm × 10.2cm × 24.9cm	重量	225g
出力	RS-232, RS-422, TTL-UART	電力	5-32VDC@500mW
データ出力レート	1Hz, 2Hz, 5Hz, 10Hz, 20Hz, 25Hz, 50Hz, 100Hz	動作周波数	60kHz
風速	測定範囲：0～50m/s 分解能：0.01m/s 精度(0～10m/s)：±1%* 　　　(11～30m/s)：±1% 　　　(31～50m/s)：±2% *Averaged over 10 seconds	風向	測定範囲(u/v)：0～359° 　　　　　　　　　　　(w)：±60° 分解能：1.0° 精度：±1.0°
気温	測定範囲：-20℃～+72℃ 分解能：0.01℃ 精度：±2.0℃	3次元加速度	測定範囲(u,v,w)：±2g 傾き(Pitch, Roll)：±90°