LI-COR(旧: Anemoment)社製小型風速計専用GUIを利用したログの取得は可能か？~データの保存方法について~

2022/08/17

メーカー情報 Anemoment 無人機センシング/IoT

LI-COR(旧: Anemoment)社製小型風速計専用GUIを利用したログの取得は可能か？~データの保存方法について~

こちらの記事では、LI-COR(旧: Anemoment)社製小型軽量3次元超音波風速計「TriSonicaセンサ」のデータの保存方法について解説しております。TriSonicaセンサの詳細は以下よりご参照ください。

風速だけでなく、風向、温湿度、気圧など様々なデータを手軽に取得可能！

マルチ気象センサ「TriSonica Mini Wind and Weather Sensor」

鉛直方向の風速計測の精度が抜群に高い！

真の3D風速センサ「TriSonica Sphere Wind Flux Sensor」

<はじめに>

TriSonicaセンサの専用GUIとは？

メーカーホームページより無償でダウンロード・インストールが可能な、専用のGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)です。
以下の画像のように、取得したデータをリアルタイムで様々な表示形式で見ることができます。

TriSonicaセンサの専用GUIを使用しログをとることができるのか？

専用GUIには、ログを取得する機能はございません。
ログの取得については、お客様にてターミナルソフトウェアをインストールしていただく必要があります。こちらの記事では、"Tera Term"を利用したデータの保存例を解説していきます。

<準備>

①
ターミナルソフトウェア "Tera Term" をダウンロード後、インストールしてください。
ダウンロードはこちら

②
TriSonica センサをパソコンに繋いでください。

<Tera Termの操作方法>

①
ファイル（F）ー新しい接続（N）を選択します。

②
シリアル（E）を選択し、ポート（R）のプルダウンメニューからTrisonica Miniが接続されているUSB Serial Portを選択しOKボタンを押します。
※USB Serial PortのCOMのナンバーは、パソコンに接続した時に決まります。この例ではCOM3となっていますが、お客様のパソコンでは異なる場合がありますので、接続の上で確認してください。