【比較】LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計のフラットタイプ・パイプマウントタイプの違い
こちらの記事では、LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計"TriSonica Mini Wind and Weather Sensor"のフラットタイプ・パイプマウントタイプの違いについて解説しています。
2. 比較
3. 実際の選択
4. まとめ
5. 関連記事
6. 問い合わせ先
*1 寸法図はこちらからダウンロードいただけます。
1)
フラットタイプ・パイプマウントタイプともに三脚取付用のアダプターがアクセサリとして販売されているため、三脚への取り付けをご希望の場合はどちらのタイプでも簡単に取付可能です。
2)
屋外の気象観測用途などでパイプを立ててセンサを取り付ける場合は、パイプマウントタイプがおすすめです。また、パイプマウントタイプには頑丈な防水コネクタが付いており、長時間風雨にさらされる厳しい環境下でも安心して使用が可能です。
3)
フラットタイプ・パイプマウントタイプどちらもドローンへの搭載が可能です。パイプマウントタイプについては頑丈なコネクタとケーブルの取付方法を考える必要があります。フラットタイプはリード線が本体から直接出ており、非常に軽量で細いリード線となります。ドローンなどへの搭載時にはケーブルの形状も選定基準の1つとなります。
■インターフェース
1)
フラットタイプはインターフェースのタイプがRS-232のみとなりますが、パイプマウントタイプはRS-232, RS422, TTL-UARTから選択が可能です。
2)
パイプマウントタイプについては特にRS-232, RS422, TTL-UARTが用意されていますので長距離のデータ転送を行う場合やPLCへデータ入力を行いたい場合に最適です。
■トリガー機能の有無
パイプマウントタイプのみトリガー機能を有しているため、複数台での時刻合わせが必要な場合はパイプマウントタイプが最適です。
※製品のデザインや仕様は予告なく変更になる場合がございます。ご了承ください。
製品紹介:
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」の測定原理・仕組みとは
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini Wind and Weather Sensor」とは
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」のアプリケーション提案
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」の魅力とは
新製品情報:
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 新製品「TriSonica Sphere Wind Flux Sensor」の特徴
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 既存製品「TriSonica Mini」 VS. 新製品「TriSonica Sphere」 選ぶポイントを解説
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 既存製品「TriSonica Mini」 VS. 新製品「TriSonica Sphere」縦方向の風速計測を比較
製品活用:
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」はRaspberry Pi(ラズパイ)に繋ぐことができるのか?
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」&「TriSonica Sphere」のドローンへの適切な取付位置について
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 データの保存方法について
よくある質問集:
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 よくある質問集
目次
1. はじめに2. 比較
3. 実際の選択
4. まとめ
5. 関連記事
6. 問い合わせ先
1. はじめに
LI-COR(旧: Anemoment)社製TriSonica Mini Wind and Weather Sensorは、超小型軽量の3次元超音波風速計です。そのコンパクトさながら、風速だけでなく風向、気温、湿度、気圧、傾き、方位を測定する機能をもっています。本センサにはフラットタイプ・パイプマウントタイプの2種類があり、使用方法やアプリケーションによって、適切なタイプの選択が必要です。実際の選択において重要なポイントは①マウント形状の違い ②インターフェース ③複数センサの同期の要否となります。2. フラットタイプ・パイプマウントタイプの比較
形状や機能の違いについては以下の通りとなります。Flat Type | Pipe-Mount Type | |
製品写真 | ||
重さ | 50g | 67g |
インターフェース | RS-232 | RS-232, RS422, TTL-UARTから選択可能 |
マウント方法 | センサ本体に取付ねじ穴あり(4か所) |
パイプに取付 サイズ: standard ½” DIN15 Schedule 10 pipe または外径22mm カーボンファイバーチューブ |
信号線のタイプ | リード線直出し/ 簡単な差込タイプのコネクタ |
|
三脚用アダプター (別売) |
*1 寸法図はこちらからダウンロードいただけます。
3. 実際の選択
■コネクタの形状1)
フラットタイプ・パイプマウントタイプともに三脚取付用のアダプターがアクセサリとして販売されているため、三脚への取り付けをご希望の場合はどちらのタイプでも簡単に取付可能です。
2)
屋外の気象観測用途などでパイプを立ててセンサを取り付ける場合は、パイプマウントタイプがおすすめです。また、パイプマウントタイプには頑丈な防水コネクタが付いており、長時間風雨にさらされる厳しい環境下でも安心して使用が可能です。
3)
フラットタイプ・パイプマウントタイプどちらもドローンへの搭載が可能です。パイプマウントタイプについては頑丈なコネクタとケーブルの取付方法を考える必要があります。フラットタイプはリード線が本体から直接出ており、非常に軽量で細いリード線となります。ドローンなどへの搭載時にはケーブルの形状も選定基準の1つとなります。
■インターフェース
1)
フラットタイプはインターフェースのタイプがRS-232のみとなりますが、パイプマウントタイプはRS-232, RS422, TTL-UARTから選択が可能です。
2)
パイプマウントタイプについては特にRS-232, RS422, TTL-UARTが用意されていますので長距離のデータ転送を行う場合やPLCへデータ入力を行いたい場合に最適です。
■トリガー機能の有無
パイプマウントタイプのみトリガー機能を有しているため、複数台での時刻合わせが必要な場合はパイプマウントタイプが最適です。
4. まとめ
今回はフラットタイプ・パイプマウントタイプの違いを解説いたしました。製品を選定する際にご参考にしていただければ幸いです。選定方法にお困りでしたらお気軽にお問い合わせください。※製品のデザインや仕様は予告なく変更になる場合がございます。ご了承ください。
5. 関連記事
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・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」の測定原理・仕組みとは
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini Wind and Weather Sensor」とは
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」のアプリケーション提案
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」の魅力とは
新製品情報:
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 新製品「TriSonica Sphere Wind Flux Sensor」の特徴
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 既存製品「TriSonica Mini」 VS. 新製品「TriSonica Sphere」 選ぶポイントを解説
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 既存製品「TriSonica Mini」 VS. 新製品「TriSonica Sphere」縦方向の風速計測を比較
製品活用:
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」はRaspberry Pi(ラズパイ)に繋ぐことができるのか?
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 「TriSonica Mini」&「TriSonica Sphere」のドローンへの適切な取付位置について
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 データの保存方法について
よくある質問集:
・LI-COR(旧: Anemoment)社製3次元超音波風速計 よくある質問集
6. 問い合わせ先
ご不明な点がありましたら以下フォームにご記入ください。
製品担当:プロダクト事業推進本部 土渕
TEL: 03-6368-5978(ダイヤルイン)
※上記電話番号はダイヤルインのため、担当者が対応できない場合もございます。
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