X-Spectrum社(エックス-スペクトラム) X線検出器 LAMBDA FLEX(ラムダフレックス) のご紹介
■はじめに
株式会社ジェピコはドイツに本社をおくX-Spectrum社との協業を開始し、国内の研究機関・大学・研究者様への拡販を開始致しました。世界各国で導入が進む同社の検出器システムで、「より早く・より大きく・より正確に。」 皆様の研究をさらに加速いただけます。
本ページにて、X-Spectrum社の主力検出器「LAMBDA(ラムダ)」の新シリーズ「LAMBDA FLEX (ラムダフレックス)」をご紹介いたします。
■LAMBDAシステム概要と使用用途
X-Spectrum社LAMBDAシステムは様々な特徴がありますが、その中でも選ばれている理由を記載致しました。
搭載チップMedipix3、世界最小55µmピクセルを誇る同社のシステムは高分解能・高速な検出器となっており、主な使用先としてシンクロトロンが挙げられます。
世界の科学者からの評判を集めており、以下分野で使用されています。
・XPCS（X線光子相関分光法）
・Time-Resolved Measurements（時間分解測定）
・Ptychography（X線タイコグラフィー）
・SAXS（X線小角散乱）
・Diamond anvil cells and imaging（ダイアモンドアンビルセルイメージング）
■LAMBDA FLEX について
LAMBDA FLEX(ラムダフレックス) は、LAMBDAシリーズの中で最も新しい製品です。最大4つの小型60k 検出器ヘッドをフレキシブルケーブルを介して1つの読取りユニットで制御しています。
LAMBDA FLEXは、LAMBDA の標準的な機能をフルに活用し、検出器ヘッドと読出しユニットケーブルで接続されており、最大限の柔軟性を可能にした状態での測定を可能にします。
その為、LAMBDA FLEX はスペースや重量に制約のあるアプリケーションに最適です。
■LAMBDA FLEX 仕様
| ピクセルサイズ | 55 µm x 55 µm |
| ノイズ | Photon counting – ノイズフリー |
| 最大フレームレート | 1 bit: 24,000 fps
6 bit: 4,000 fps
12 bit: 2,000 fps
24 bit: 1,000 fps
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| カウントレート（調整前） | 8 x 107 cts/mm²/s at 10% deviation from linear |
| カウントレート（調整後） | up to 2.5 x 108 cts/mm²/s |
| 外部トリガー | 3.3 V |
| ソフトウェアインターフェイス | SDK for C++ and Python, 3rd party Tango and
EPICS drivers available
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| Detector head | Up to 4 x 60k (256 x 256 pixels each) |
●センサ材質
300 µm & 500 µm Si(シリコン), 500 µm GaAs(ガリヒ素), 1mm CdTe(カドテル)
●Detector head 寸法・重量
| 寸法 | 約 100 mm x 20 mm x 11.3 mm |
| 重量 | 約 100 g |
●Detector Unit 寸法・重量
| 寸法 | 約 290 mm x 100 mm x 40 mm |
| 重量 | 約1.2 kg |
■関連メディア
・世界の科学者から評判・実績のあるX線検出器を扱うX-Spectrum社の概要・X-Spectrum社(エックス-スペクトラム) X線検出器 LAMBDA(ラムダ) のご紹介
・最先端X線検出器「LAMBDA(ラムダ)」が搭載可能な3種類のセンサについて
・現主力X線検出器「LAMBDA（ラムダ）」が「より早く・より正確」になる次世代検出器「SPARTA（スパルタ）」の特徴と開発状況をご案内します。
■お問い合わせ
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