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X-Spectrum社(エックス-スペクトラム) X線検出器 LAMBDA(ラムダ) のご紹介

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X-Spectrum社(エックス-スペクトラム) X線検出器 LAMBDA(ラムダ) のご紹介

はじめに

株式会社ジェピコはドイツに本社をおくX-Spectrum社との協業を開始し、国内の研究機関大学研究者様への拡販を開始致しました。世界各国で導入が進む同社の検出器システムで、「より早く・より大きく・より正確に。」 皆様の研究をさらに加速いただけます。
本ページにて、X-Spectrum社の主力検出器「LAMBDA(ラムダ)」の特性をご紹介いたします。

●LAMBDAシステム概要と使用用途

 ピクセルサイズ:  55μm2
 センサ種類の選択度:    Si, GaAs, CdTe
 チップ:  Medipix3 読み出しチップ搭載
 高速読み出し
 ソフトウェア:  Open Source Library
 その他:  Charge Summing Mode搭載
   研究用途に合わせたカスタムも可能       


X-Spectrum社LAMBDAシステムは様々な特徴がありますが、その中でも選ばれている理由を記載致しました。

搭載チップMedipix3世界最小55µm2ピクセルを誇る同社のシステムは高分解能・高速な検出器となっており、主な使用先としてシンクロトロンが挙げられます。
世界の科学者からの評判を集めており、以下分野で使用されています。

・XPCS
(X線光子相関分光法)
・Time-Resolved Measurements(時間分解測定)
・Ptychography(X線タイコグラフィー)
・SAXS(X線小角散乱)
・Diamond anvil cells and imaging(ダイアモンドアンビルセルイメージング)



LAMBDA センサの特性 Si, GaAs, CdTe

研究・実験の用途によって、3種類のセンサが選択可能です。それぞれ得意な検出エネルギー域がありますので、最適なセンサを選定いただけます。 複数センサを一つのシステムへ搭載した製品はありませんが、ご要望があれば相談可能です。

  Sillicon Sillicon GaAs CdTe
 Thickness  300µm  500µm  500µm  1mm
 Energy Range  6-25keV     4-25  8-75keV  8-150keV   
 Adjustable
 Threshold Range   
 4-40keV  4-40keV     5-50keV     5-75keV

●各センサ特性の詳細に関しては、こちらの記事をご参照ください。


センサ:サイズの情報

LAMBDA搭載センサの2つ目の特徴として、Si, GaAs, CdTe のどのセンサに対しても、サイズを変更できる点が挙げられます。

最小:60K (256x256µm2、センササイズ:14x14mm2)
最大:10M (4608x2560µm2、センササイズ:260x175mm2)
計5つのサイズからお客様に合わせたご提案が可能です。
記載されていないサイズをご希望の場合はお問い合わせください。読み出し速度の参考値も併せて掲載します。



製品ラインナップ


※ご購入時は検出器制御用のパソコンなど、動作に必要な製品が付属されます。

関連メディア

世界の科学者から評判・実績のあるX線検出器を扱うX-Spectrum社の概要
・最先端X線検出器「LAMBDA(ラムダ)」が搭載可能な3種類のセンサについて
・現主力X線検出器「LAMBDA(ラムダ)」が「より早く・より正確」になる次世代検出器「SPARTA(スパルタ)」の特徴と開発状況をご案内します。

お問い合わせ

【本製品に関するお問い合わせはこちらまで↓】 株式会社ジェピコ スペースコミュニケーション&マーケティンググループ
担当:齊藤、佐々木
TEL: 080-5982-5203 (ダイアルイン)

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