STAR-Dundee社 SpaceWire(スペースワイヤ) のご紹介


STAR-Dundee社は、宇宙機に搭載されるデータ処理ネットワーク、SpaceWire の地上用評価ツールを提供しております。SpaceWire は実装が容易にでき、また宇宙環境下にてデータ処理アプリケーションを支える特徴を持ち、様々な宇宙ミッションに最適なソリューションとなっています。
目次
・はじめに・SpaceWire 特徴
・SpaceWire 実績
・SpaceWire によって実現可能なこと
・関連メディア
・お問い合わせ
本記事では、STAR-Dundee社が提供している宇宙機向けデータ処理ネットワーク、SpaceWire についてご紹介致します。
*STAR-Dundee社その他取扱い製品はこちらの記事をご参照下さい:
・Star-Dundee社 PANGU ソフトウェアのご紹介
■はじめに
SpaceWire は宇宙機に搭載されるデータ処理ネットワークであり、観測機器・大容量メモリ・プロセッサ・ダウンリンクテレメトリ及びその他サブシステムを接続します。SpaceWire は実装が容易にでき、また宇宙環境下にてデータ処理アプリケーションを支える特徴を持ち、様々な宇宙ミッションに最適なソリューションとなっています。
■SpaceWire 特徴
●特徴:- 高速 (2Mbits/s to 200Mbits/s)
- 双方向・全二重データリンクを提供
- 低消費電力
- シンプル
- 比較的低い実装コスト
- 柔軟な構造
SpaceWire は高速(2Mbits/s to 200Mbits/s)、双方向・全二重データリンクを提供し、SpaceWire 対応機器同士を接続します。
データ処理ネットワークは、ポイントトゥーポイントデータリンク及びルーティングスイッチを使い、特定のアプリケーションに適した形で構築することが可能です。
■SpaceWire 実績
2003年1月にSpaceWire 規格が発表されて以来、ESA, NASA, JAXA, Roscosmos から様々なミッションに採用され続け、科学・地球観測・商業など多くの宇宙機にて広く使用されています。●SpaceWire 実績ミッション:
- Gaia
- ExoMars Rover
- BepiColombo
- James Webb Space Telescope
- GOES-R
- Lunar Reconnaissance Orbiter
- ASTRO-H
■SpaceWire によって実現可能なこと
- 高性能なオンボードデータ処理システムの構築を容易に- システム統合にかかるコストを削減
- データ処理装置およびサブシステム間の互換性を促進
- 複数の異なるミッションでのデータ処理装置の再利用が可能に
SpaceWire 規格を使用することで、コンポーネントレベル・サブシステムレベルの双方で機器類の互換性を実現します。
ある特定のミッション向けに開発されたSpaceWire インターフェイスを使用した機器・処理装置・大容量メモリデバイス・ダウンリンクテレメトリシステムは、他のミッションにおいても手軽に使用することが可能です。
よってこれらの実現につながります...
- 開発コストの削減
- 開発時間の削減
- 信頼性の向上
- 限られた予算内で実現可能な科学的作業量の増加

■関連メディア
・Star-Dundee社 PANGU ソフトウェアのご紹介■お問い合わせ
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株式会社ジェピコ スペースコミュニケーション&マーケティンググループ
担当:齊藤
TEL: 080-5982-5203 (ダイアルイン)