【小型衛星市場への挑戦】 NanoAvionics - MP42

2021/06/30

2021年3月にNanoAvionics社は、新作の衛星バス ‘‘MP42‘‘ を発表しました。
MP42 は業界初の、商業利用可能なモジュール式小型衛星バスとなっています。

小型衛星 MP42 紹介

こちらの記事では、2021年3月にNanoAvionics社が発表した、業界初の商業利用可能なモジュール式小型衛星 MP42 について簡単にご紹介します。

●MP42 の詳細仕様に関してはこちらの記事をご参照ください↓
【衛星バス紹介】NanoAvionics社 MP42 極小衛星バス

MP42は、NanoAvionics社の飛行実績のある超小型衛星のサブシステム、及び自動化された製造プロセスに基づいて構築・設計されています。
（NanoAvionics社のサブシステムの一つ：‘‘EPSS‘‘ に関する詳細はこちらまで）

これにより、様々な宇宙ミッションに、信頼性の高いプラットフォーム、迅速なインテグレーションを提供します。また小型衛星制約ともなっているペイロードの容量を大幅に削減しつつ、オンボードリソースを拡大することができるようになります。

同社はこれまで超小型衛星の最先端技術を追求してきた一方で、小型衛星ミッションに対する参入障壁を低くすることも期待しています。

発売開始当初の反響からもわかるように、50kgのペイロード容量と同社のEPSS プロパルションサブシステム*及びエンド・トゥー・エンドミッションインフラの組み合わせによって MP42 はハイエンド・アプリケーション、今後のメガコンステレーションミッションに対し最適なプラットフォームとなります。

*EPSS プロパルションサブシステム関する詳細はこちらまで