【解説】ドローン用リモートIDとは?
【更新:2022年3月28日】
この記事では、2022年6月よりドローン(小型無人航空機)向けに機体登録が義務化されることに伴い、搭載が義務化される「リモートID(RID)製品(本文内、「RemoteID機器等」という)」に関してご紹介させていただきます。
弊社取り扱いのイームズロボティクス(Eams Robotics)社 ドローン用リモートID機器は、2022年6月上旬より順次出荷を開始いたしております。
・リモートID(RemoteID機器等)とは
・リモートID使用前の準備
・イームズロボティクス社 リモートID(RemoteID機器等)製品
・関連製品
・お問い合わせ
[1]コロナ禍のような航空運送事業に甚大な影響を及ぼす事態下における航空ネットワークの確保
[2]保安検査の受検義務付けなど航空保安対策の確実な実施
[3]ドローンなどの無人航空機の「有人地帯上空での補助者なし目視外飛行」(レベル4飛行)
を実現するための制度整備等を主な内容とした法律となります。本法律は2022年に施行されます。
※国土交通省 報道発表資料より一部抜粋
<ドローン用リモートID(RemoteID機器等)の構成イメージ>
イメージとしては、自動車におけるナンバープレートのように各機体に対して固有のIDが付与されることにより機体所有者を識別できるようにするものです。
上空を飛行するドローンの場合、自動車と異なり直接IDを確認することができません。そのため、リモートID機器は法律により決められた規則に基づき、1秒に1回の間隔で機体周辺に対して無線(Bluetooth 5.0等)を使用して情報を発信します。その情報はスマートフォンや専用受信機を使用して取得します。
リモートID(Drone RemoteID)機器等製品の情報は、受信装置を用いることで機体情報を知ることが可能です。(個人情報は通知されません)
具体的には、下記に記載されている通信方式(Bluetooth 5.X, Wifi Aware, Wifi Beacon)を利用して、リモートID(Drone RemoteID)からの発信情報(登録番号、製造番号、位置情報、時刻、認証情報)を受信することができます。
※英語表記は、ASTM F3411-19(「ASTM規格」)の定める名称
2022年6月20日以降に登録される機体には、機体内(もしくは外付け)にリモートID機器の取り付けが義務付けされております。
無事に登録が終了すると登録番号等が通知されます。
登録が完了した後、ユーザーは所有している無人航空機(ドローン)に対して、発行された登録番号などのデータを書き込みます。
・2022年6月以降に登録される機体(マルチローター、シングルローター、固定翼機)
・機体重量 離陸時100g以上(バッテリー含む)
【参考情報】国土交通省は、2021年10月12日 以下の内容を発表しました。
機体登録
2022年6月20日 義務化決定!
※機体登録方法に関しては、国土交通省より発表されております。
【追記(2022年4月)】
リモートID送信機の販売を開始いたしました。
詳細内容は こちら
ドローン搭載リモートID関連
・リモートID 「送信機」「受信機」詳細スペックをご紹介いたします!
・リモートID 取り扱い開始案内
・リモートID 送信機/受信機 お役立ち(動画)情報
<機体登録制度>
・【解説】リモートIDとは?
機体登録制度に伴うリモートIDの位置づけをご紹介いたします。
<【NEDO ReAMoプロジェクト】>
・ドローンの1対多運行を実現する機体・システムの要素技術開発
お問い合わせ
弊社へのお問い合わせはこちらからお願いいたします。
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パラシュート、ストロボライト、無線伝送機器、3次元超音波風速計、気象センサ-などの取り扱いもございます。
ご興味頂きました製品がございましたらお気軽にお問い合わせください。
製品担当:野口、土屋
TEL : 03-6362-0335 / 03-6362-0316
Email : jepico_HSP@jepico.co.jp
掲載内容は、記事投稿時の情報を基に作成しております。
最新情報は、国土交通省等発行の情報を参考いただきますようお願いいたします。
最新情報更新中!
この記事では、2022年6月よりドローン(小型無人航空機)向けに機体登録が義務化されることに伴い、搭載が義務化される「リモートID(RID)製品(本文内、「RemoteID機器等」という)」に関してご紹介させていただきます。
弊社取り扱いのイームズロボティクス(Eams Robotics)社 ドローン用リモートID機器は、2022年6月上旬より順次出荷を開始いたしております。
目次
・リモートID(RemoteID) 導入背景・リモートID(RemoteID機器等)とは
・リモートID使用前の準備
・イームズロボティクス社 リモートID(RemoteID機器等)製品
・関連製品
・お問い合わせ
リモートID(RemoteID) 導入背景
2021年6月4日に国会で可決成立いたしました「航空法等の一部を改正する法律(以下、「本航空法改正」と表記)」に含まれる本航空法改正は、[1]コロナ禍のような航空運送事業に甚大な影響を及ぼす事態下における航空ネットワークの確保
[2]保安検査の受検義務付けなど航空保安対策の確実な実施
[3]ドローンなどの無人航空機の「有人地帯上空での補助者なし目視外飛行」(レベル4飛行)
を実現するための制度整備等を主な内容とした法律となります。本法律は2022年に施行されます。
※国土交通省 報道発表資料より一部抜粋
リモートID(RemoteID機器等)とは
本航空法改正に含まれるRemoteID機器等とは、同航空法改正で新設される無人航空機(ドローン等)の機体認証の義務付けに付随して、認証機体に応じて付与される登録番号(ID)を遠隔地から認知すること(「小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会」資料より抜粋)を可能にするために日本国内で運用する機体に装着する装置です。イメージとしては、自動車におけるナンバープレートのように各機体に対して固有のIDが付与されることにより機体所有者を識別できるようにするものです。
上空を飛行するドローンの場合、自動車と異なり直接IDを確認することができません。そのため、リモートID機器は法律により決められた規則に基づき、1秒に1回の間隔で機体周辺に対して無線(Bluetooth 5.0等)を使用して情報を発信します。その情報はスマートフォンや専用受信機を使用して取得します。
リモートID(Drone RemoteID)機器等製品の情報は、受信装置を用いることで機体情報を知ることが可能です。(個人情報は通知されません)
具体的には、下記に記載されている通信方式(Bluetooth 5.X, Wifi Aware, Wifi Beacon)を利用して、リモートID(Drone RemoteID)からの発信情報(登録番号、製造番号、位置情報、時刻、認証情報)を受信することができます。
登録番号 (BASIC ID MESSAGE) | 国土交通省が発行する登録記号 |
製造番号 (BASIC ID MESSAGE) | メーカーが定める製造番号 |
位置情報 (LOCATION/VECTOR MESSAGE) | 緯度・経度・高度の情報 |
時刻 (LOCATION/VECTOR MESSAGE) | 時刻情報 |
認証情報 (AUTHENTICATION MESSAGE) | 認証情報 |
2022年6月20日以降に登録される機体には、機体内(もしくは外付け)にリモートID機器の取り付けが義務付けされております。
リモートID使用前の準備
リモートID機器を使用する場合は、事前に国土交通省によるドローン登録システムにて、パソコンまたはスマートフォンを使用してお手持ちのドローンの登録申請を行います。無事に登録が終了すると登録番号等が通知されます。
登録が完了した後、ユーザーは所有している無人航空機(ドローン)に対して、発行された登録番号などのデータを書き込みます。
リモートID取付対象
リモートID機器の取り付け対象は以下の通りです。・2022年6月以降に登録される機体(マルチローター、シングルローター、固定翼機)
・機体重量 離陸時100g以上(バッテリー含む)
【参考情報】国土交通省は、2021年10月12日 以下の内容を発表しました。
機体登録
2022年6月20日 義務化決定!
登録申請: 2021年12月20日 受付開始
(2021年12月20日~2022年6月19日 登録準備期間)
登録方法: インターネット、書面(2021年12月20日~2022年6月19日 登録準備期間)
※機体登録方法に関しては、国土交通省より発表されております。
イームズロボティクス社 リモートID(RemoteID機器等)製品
弊社取り扱いのイームズロボティクス(Eams Robotics)社におけるドローン向け簡易リモートIDの製品に関しては、こちらの記事を参照ください。【追記(2022年4月)】
リモートID送信機の販売を開始いたしました。
詳細内容は こちら
イームズロボティクス(Eams Robotics)社 関連記事
<製品情報>ドローン搭載リモートID関連
・リモートID 「送信機」「受信機」詳細スペックをご紹介いたします!
・リモートID 取り扱い開始案内
・リモートID 送信機/受信機 お役立ち(動画)情報
<機体登録制度>
・【解説】リモートIDとは?
機体登録制度に伴うリモートIDの位置づけをご紹介いたします。
<【NEDO ReAMoプロジェクト】>
・ドローンの1対多運行を実現する機体・システムの要素技術開発
お問い合わせ
弊社へのお問い合わせはこちらからお願いいたします。
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関連製品
安全なドローン運用を実施するための関連製品は、こちらを参照ください。パラシュート、ストロボライト、無線伝送機器、3次元超音波風速計、気象センサ-などの取り扱いもございます。
ご興味頂きました製品がございましたらお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
詳細内容及びご質問などを担当者に直接ご連絡したい場合は、お手数ですが弊社までお問い合わせください。製品担当:野口、土屋
TEL : 03-6362-0335 / 03-6362-0316
Email : jepico_HSP@jepico.co.jp
掲載内容は、記事投稿時の情報を基に作成しております。
最新情報は、国土交通省等発行の情報を参考いただきますようお願いいたします。
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