EtherCAT通信コンフィグレーションツール|EC-Engineerとは
＜目次＞
1. EC-Engineerとは
2. コンフィグレーションの方法
3. まとめ
EC-Engineerとは、EtherCAT®ネットワークのコンフィグレーションを行うツールです。
スレーブの持っているESI(EtherCAT Slave Information)fileを、ENI(EtherCAT Network Information)fileへ変換します。マスター側は、このスレーブ情報が入っている、ENIファイルを用いて各スレーブの識別をします。マスターを開発される方は勿論のこと、スレーブをメインで開発されているお客様もスレーブの開発/性能テストで活用いただける製品です。
また、acontis社が提供するEC-Engineerはコンフィグレーション機能のほかに診断機能も備えており、リモートでの接続監視用途としても活用可能です。どのスレーブで何が起こっているか一目で確認が可能なため、システム上で不具合が生じた際の対処も容易に行うことができ、かつ時間の短縮に繋がります。
EC-Engineerを用いたコンフィグレーションの方法は下記の4つを想定しており、お客様の使用環境に応じてお使いいただけます。
①Offline-Configuration
Offline-Configurationでは、各スレーブ情報をEC-Engineerをダウンロードしたパソコンより手入力しコンフィグレーションを行います。
②Online-Configuration
Online-Configurationは、EC-Engineerをインストール済のPCをEtherCATマスターとしてスレーブをEtherCAT通信で接続しコンフィグレーションを行います。
③Remote Configuration
Remote Configurationは、スレーブと連結しているEtherCATマスターとEC-EngineerをダウンロードしたPCをTCP/IPで繋ぎ、リモートでコンフィグレーションを行います。この接続方法を選択されるお客様が最も多いです。
④Remote Diagnosis
Remote Diagnosisの接続方法は③のRemote Configurationと同様です。
接続方法は同じですが、Remote Diagnosisではコンフィグレーションを行うだけでなく、接続状況の診断を行うことが可能です。どのスレーブで通信が落ちている、想定された機能パフォーマンスができていない等を確認することができます。現場でのメンテナンスの方に使用されることが多いコンフィグレーション方法です。
EC-Engineer資料はこちら
acontisメーカーページはこちらよりご確認いただけます。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問合せください。
担当者：小池 03-6362-0704（ダイヤルイン）
上記電話番号はダイヤルインのため、担当者が対応できない場合もございます。
担当者不在の場合には、お手数ですがお問合せフォームよりお願いいたします。
1. EC-Engineerとは
2. コンフィグレーションの方法
3. まとめ
EC-Engineerとは、EtherCAT®ネットワークのコンフィグレーションを行うツールです。
スレーブの持っているESI(EtherCAT Slave Information)fileを、ENI(EtherCAT Network Information)fileへ変換します。マスター側は、このスレーブ情報が入っている、ENIファイルを用いて各スレーブの識別をします。マスターを開発される方は勿論のこと、スレーブをメインで開発されているお客様もスレーブの開発/性能テストで活用いただける製品です。
また、acontis社が提供するEC-Engineerはコンフィグレーション機能のほかに診断機能も備えており、リモートでの接続監視用途としても活用可能です。どのスレーブで何が起こっているか一目で確認が可能なため、システム上で不具合が生じた際の対処も容易に行うことができ、かつ時間の短縮に繋がります。
EC-Engineerを用いたコンフィグレーションの方法は下記の4つを想定しており、お客様の使用環境に応じてお使いいただけます。
①Offline-Configuration
Offline-Configurationでは、各スレーブ情報をEC-Engineerをダウンロードしたパソコンより手入力しコンフィグレーションを行います。
②Online-Configuration
Online-Configurationは、EC-Engineerをインストール済のPCをEtherCATマスターとしてスレーブをEtherCAT通信で接続しコンフィグレーションを行います。
③Remote Configuration
Remote Configurationは、スレーブと連結しているEtherCATマスターとEC-EngineerをダウンロードしたPCをTCP/IPで繋ぎ、リモートでコンフィグレーションを行います。この接続方法を選択されるお客様が最も多いです。
④Remote Diagnosis
Remote Diagnosisの接続方法は③のRemote Configurationと同様です。
接続方法は同じですが、Remote Diagnosisではコンフィグレーションを行うだけでなく、接続状況の診断を行うことが可能です。どのスレーブで通信が落ちている、想定された機能パフォーマンスができていない等を確認することができます。現場でのメンテナンスの方に使用されることが多いコンフィグレーション方法です。
3. まとめ
EC-EngineerはEtherCAT®ネットワークのコンフィグレーション・診断機能の双方で活躍します。コンフィグレーションの方法も多くあるため、お客様の使用環境や用途に合わせて使用できます。システムの監視用途としても使用できることから、これまで不具合が起きた際に行ってきた、トライ＆エラーを繰り返す時間の削減が可能です。SDKとしての提供も可能となりお客様のツールにEC-Engineerの機能を取り込むことも容易です。
また、最近ではEC-Engineer "Web Edition" もリリースされておりスマホやタブレットにも対応し、より手軽に利用できるようになりました。
EC-Engineerは、ネットワーク環境の把握をしたい / 不具合が起きた際にかかる時間を省きたい！というお客様に特におすすめのソリューションです。
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acontisメーカーページはこちらよりご確認いただけます。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問合せください。
担当者：小池 03-6362-0704（ダイヤルイン）
上記電話番号はダイヤルインのため、担当者が対応できない場合もございます。
担当者不在の場合には、お手数ですがお問合せフォームよりお願いいたします。
