お問い合わせお問い合わせ
ダウンロード資料
ダウンロード

ジェピコメディア

  1. TOP
  2. ジェピコメディア
  3. 防衛 WindRiver
  4. 【防衛市場】Wind River LinuxがFACE Technical StandardにLinuxとして初の適合を達成

【防衛市場】Wind River LinuxがFACE Technical StandardにLinuxとして初の適合を達成

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【防衛市場】Wind River LinuxがFACE Technical StandardにLinuxとして初の適合を達成

<目次>

1. はじめに
2. Windriver社の紹介
3. Windriver Linuxとは
4. Linux業界で初めてFACE Technical Standardに適合
5. お問合せ


1. はじめに

デジタルトランスフォーメーションは、航空宇宙・防衛産業に大きな変革をもたらしています。この変革は、従来の陸・海・空の領域はもちろん、昨今では宇宙およびサイバー領域にも及んでいます。そのため、航空宇宙・防衛産業では、セキュリティを重視したリアルタイムでインテリジェントな自律型システムの開発に注力するようになってきています。ソフトウェアの再利用によるコストの抑制が求められている今、WindRiver社は組み込み商用OSのマーケットシェアリーダとして、最先端のセキュリティテクノロジや厳格にテストされた安全な認証済みツールを迅速にデプロイすることの出来る最適なソリューションを提案いたします。



2. Windriver社の紹介


Wind River社は組込みシステム開発用ソフトウェアの販売、開発、メンテナンス、 教育およびコンサルティングを行う世界で最も安全かつセキュアなシステム・デバイスの動作を支える世界的なリーディングカンパニーです。1981年米国本社設立から30年以上に渡って、民間航空機や軍用機向けに90機種以上、550件に及ぶプロジェクトに採用実績があります。要求の厳しい民間航空機、宇宙探査、軍事活動に向けた安全かつセキュアで、 信頼性の高いコンピューティングシステム構築の提案をしております。

 

3. Windriver Linuxとは


WindRiver社は組込みソフトウェア業界で何十年もの経験を誇るグローバルリーダーであり、15年以上にわたってオープンソースに積極的に携わり普及を後押ししてきました。WindRiver社ではエッジからクラウドまでカバーする幅広いソフトウェアの製品ポートフォリオを用意しており、その中の一つにWindRiver Linuxがあります。Wind River Linuxとは幅広い種類の組み込みデバイスを開発することが出来る業界トップの商用組み込みLinuxです。特徴といたしましては、市場で実証されたYOCTO準拠のオープンソースによりLinux開発を簡略化することができ、運用のオーバーヘッドコストを削減しながら製品の開発期間の短縮を実現し、15年間の長期サポートや継続的デリバリーにも対応が可能です。信頼性の高いエッジデバイスの開発を支援することで、試作、商用開発を経て実際の環境へ移行する際の高い確実性と柔軟性を提供いたします。




4. Linux業界で初めてFACE Technical Standardに適合


The Open GroupのFuture Airborne Capability Environment™(FACE™)Consortiumは、堅牢性、相互運用性、移植性と高いセキュリティが求められる、ミリタリー向けのコンピューティングシステムに、FACE Technical Standard規格を策定しました。このアビオニクスのオープンスタンダードにより、共通のオペレーティング環境を使用した多岐にわたるミリタリー向けシステムでの使用を可能とする幅広いアプリケーションの設計、開発、運用が可能となります。これまでは、上にあげたFACE™ Technical Standardに適合したLinuxオペレーティングシステムは存在していませんでしたが、2020年5月にWindRiver Linuxは業界で初めてFACE Technical Standardの適合を達成しました。この結果、WindRiver LinuxはFACE™  Technical Standard Edition 3.0のOSセグメント(OSS)における General PurposeProfile(GPP)に適合した、業界初かつ唯一のオペレーティングシステムとなり、航空宇宙・防衛システムの開発者に、柔軟で安全性の高いオープンなミリタリーアビオニクス向けオペレーティングシステム環境を提供していくことが可能となります。WindRiver社はこれからもFACE Consortiumと共に、オープンスタンダード、ベストプラクティス、ガイダンスドキュメント、ビジネスモデルなどの開発と統合に取り組んでいきます。

 

5. お問合せ

詳細情報やご相談は、弊社お問い合わせフォームもしくは以下まで直接お問い合わせをお願い致します。

担当部門: ディフェンスアビエーション部 奥原
連絡先 : 03-6362-0411 (部代表)
メール : t_okuhara@jepico.co.jp

Twitterにて最新情報更新中!




  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加