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Microhard社 P2400米国仕様は国内で利用できるのか?

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Microhard社 P2400米国仕様は国内で利用できるのか?

弊社ではMicrohard社無線モデム P2400の工事認証取得品を取り扱っております。

そんな中で、米国仕様品を所有するお客様より下記ご質問を受けることがあります。

P2400の米国仕様品を国内で利用する方法はあるの?

結論から申し上げますと、米国仕様品は国内で使用することができません。

そのまま使用すると電波法違反になります。(総務省HP 質問17参照)

その理由をご説明していきます。

【工事認証未取得のモデム国内利用】

工事認証品でないモデムは下記方法により国内の利用が可能です。

・実験等特例制度を利用する

・技適基準適合証明を取得する

しかしながら、Microhard社はこの方法を利用することができません。

1.実験等特例制度を利用

※限られた期間のみ使用可能

⇒なぜこの制度が利用できないのか?

P2400は米国仕様と日本仕様で送信出力が異なります。

この特例制度を使用するにはFCCのPart15認証を取得しているかつ、日本の電波法に技術適合していることが前提になります。

P2400の北米仕様は1Wで送信しているため対応不可となります。

2.技適基準適合証明を取得

対象の特定無線設備:第 19 号 2.4GHz 帯高度化小電力データ通信システム

⇒なぜこの制度が利用できないのか?

こちらは該当の無線機で試験を受けることになるので送信出力を日本の規格に合わせると受ける事が出来ます。

しかしながらテストモード等の情報が必要となり、Microhard社は機密情報となるデータのご提供をしておりませんので対応不可となります。

 

【解決方法について】

弊社経由で工事認証取得品をご購入いただき、米国仕様品と取り換えていただくことを推奨いたします。
無線モデムは最終製品内部に設置されており、お客様自身で取替えが出来ない可能性もあります。
事前にメーカーに工事認証取得品の製品を送付することでメーカーからの製品出荷前に工事認証取得品へ置き換え対応が可能な場合もあります。
メーカからの最終製品購入前にぜひお問い合わせください。 

【関連情報】

・Microhard社製品ページ 

・【製品情報】Microhard社 無線モデム P2400のご紹介

・【実証実験結果】国内工事認証取得済Microhard社中長距離伝送モデムの実力

・その他ドローン関連の製品

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