こんなX線検出器をお探しではありませんか?
高分解能X線な検出器
高速なX線検出器
国家研究機関・大学等で
採用実績のあるX線検出器
特定の分野に使えるX線検出器
現行X線検出器のアップグレード
・置き換えを検討中
LAMBDA(ラムダ) なら解決できます!
X線検出器 LAMBDA(ラムダ)の特長 FEATURE

世界最小55μ㎡ ピクセルを実現
CERN のマイクロエレクトロニクス技術により本機器搭載の光子計数機能は、高解像度画像取得の為の小ピクセルサイズ (55㎛) と柔軟なピクセル内回路の両立を実現しています。

Medipix3を搭載。
最大 24KHzの高速読出しを
実現。
Lambda (ラムダ) は、*CERNで開発されたMedipix3 読出しチップを使用しています。
単光子計数回路を使用することで、高速測定時の高画質画像取得や蛍光X線の区別に特に重要なノイズのない動作を実現しています。

国内の国家研究機関
・大学様への納入実績
X-Spectrum社検出器は世界各国で導入実績があり、弊社ジェピコとしては国内の国家研究機関・大学様への納入実績があります。
研究分野セクション RESEARCH FIELD
特に以下分野で使用されています。
-
X線タイコグラフィー
Ptychography
-
X線回折
XRD
-
X線吸収分光法
XAS
-
X線光子相関分光法
XPCS
-
X線小角/広角散乱
SAXS/WAXS
-
ダイアモンドアンビルセル
イメージングDAC
-
時間分解測定
Time-Resolved
Measurements
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御見積のご依頼からご発注まで、弊社担当がご対応いたします!
営業時間 10:00-17:00(⼟・⽇・祝休)
X線検出器LAMBDA(ラムダ)が
選ばれる理由 REASON
センサの種類/特性が3種類から
お選びいただけます
研究・実験の用途によって3種類のセンサが
選択可能です。
それぞれ得意な検出エネルギー域がありますので、最適なセンサをご選択いただけます。
-
Si
シリコンSiの特徴として、センサの平坦性・ピクセル毎の計測信号の差異が少ない・蛍光現象の影響がない、高輝度照射下の安定性などが挙げられます。
-
GaAs
ガリヒ素GaAsの特徴として、蛍光現象の影響なし、ゴースト現象なし(放射線耐性有)などが挙げられます。ピクセル毎の計測信号の差異が大きい一方、時間経過による変動が少ないため、CdTeよりフラットフィールド校正がシンプルに実施可能です。
-
CdTe
カドテルCdTeの特徴として、高エネルギー領域での検出能力が優れております。ピクセル毎の計測信号差異も緩やかです。
センササイズも数種類の中から
最適なものを
お選びいただけます
- Si、GaAs、CdTeのどのセンサに対しても、サイズの変更が可能です。
- 最小:60K (256×256㎛²、センササイズ:14×14mm²)
- 最大:10M (4608×2560㎛²、センササイズ:260×175mm²)
- 計5つのサイズから御客様に合わせたご提案が可能となっております。
ジェピコならではの強み STRENGTH
購入から納入後メンテナンスまで
ジェピコがワンストップで対応
ヒアリング

各御客様に最適な提案を届けられるよう、研究内容、お探しの検出器(センサ種類、サイズ、仕様)、ご予算、希望納入時期など詳細なヒアリングを行います。
輸送

精密機器となりますので、木枠梱包等を行い輸送時に問題が生じないよう、弊社にて輸送の手配・調整を行います。
納入

納入からセットアップまで現地サポート致します。弊社にて納入及びセットアップの実績が有ります。また必要な場合は遠隔にてX-Spectrum社によるサポートも可能です。
メンテナンス

ご使用開始後のメンテナンスもご相談下さい。弊社及びX-Spectrum社による納入後のサポート体制も充実しています。
導入事例 CASE

LAMBDA750K カメラによるバッテリーの
電圧フェードの解析
<リチウム過剰層状酸化物 (LRLO) における極小欠損の特定>
米国の大学の国際チームが、LAMBDA750K カメラでナノスケールプロセスを観察することによって、LRLOバッテリーの電圧フェードの要因を発見しました。

ご購入いただいたお客様の声 VOICE
他社様のX線検出器と比較した際に、
X-Spectrum社ラムダ購入の決め手となった点は?
ピクセルサイズ (55㎛) と柔軟なピクセル内回路の両立により、より高解像度な画像の取得が可能なことが本機器を選んだ最大の理由です。
実際にラムダを使用してのご感想を
お聞かせください。
これから本格的な実験を行っていく予定ですが、ラムダ750kは、筐体がコンパクトになっており、実験室で取り回ししやすいと思います。

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製品仕様 SPECIFICATION
システム概要
| ピクセルサイズ | 55μm |
|---|---|
| センサ種類の選択度 | Si, GaAs, CdTe |
| チップ | Medipix3 読み出しチップ搭載 高速読み出し |
| ソフトウェア | C++ Library, Python, 3rd party drivers for Tango and EPICS |
| その他 | Charge Summing Mode搭載 (研究用途に合わせたカスタムも可能) |
| Sillicon | Sillicon | GaAs | CdTe | |
|---|---|---|---|---|
| センサ厚み | 300µm | 500µm | 500µm | 1mm |
| エネルギー範囲 | 6-25keV | 4-25keV | 8-75keV | 8-150keV |
| 調整可能閾値範囲 | 4-40keV | 4-40keV | 5-50keV | 5-75keV |
主な用途
-
X線タイコグラフィー
Ptychography
-
X線回折
XRD
-
X線吸収分光法
XAS
-
X線光子相関分光法
XPCS
-
X線小角/広角散乱
SAXS/WAXS
-
ダイアモンドアンビルセル
イメージングDAC
-
時間分解測定
Time-Resolved
Measurements
各材質による吸収効率の違い

図1: 各センサ/材質による吸収効率の違い
| Sensor Material | ||||
|---|---|---|---|---|
| Photon Energy (Key) | Si 300 um | Si 500 um | GaAs 500 um | CdTe 1000 um |
| 5 | 100.0 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 10 | 90.1 | 97.9 | 100.0 | 100.0 |
| 15 | 49.8 | 68.3 | 100.0 | 100.0 |
| 17.5 | 34.9 | 51.2 | 100.0 | 100.0 |
| 20 | 24.9 | 37.9 | 100.0 | 100.0 |
| 25 | 13.3 | 21.2 | 99.7 | 100.0 |
| 30 | 7.8 | 12.6 | 97.2 | 100.0 |
| 40 | 3.2 | 5.3 | 79.1 | 100.0 |
| 50 | 1.6 | 2.7 | 55.7 | 99.7 |
| 70 | 0.5 | 0.9 | 25.9 | 90.5 |
| 100 | 0.2 | 0.3 | 9.8 | 57.4 |
| 150 | 0.0 | 0.1 | 3.0 | 23.4 |
| 200 | 0.0 | 0.0 | 1.3 | 11.0 |
表1: 各センサ/材質による吸収効率の違い (%)
各材質ごとのセンサの仕様
Si (シリコン)
| エネルギー帯 | 6~25keV |
|---|---|
| センサ構造 | モノリシック |
| センサ厚 | 300µm(通常) or 500µm(オプション) |
| 冷却方式 | 空冷か水冷(LAMBDA 750Kサイズまで)、750Kシステム以降は水冷のみ |
GaAs (ガリウムヒ素)
| エネルギー帯 | 10~50keV |
|---|---|
| センサ構造 | モノリシック(LAMBDA 350Kまで) |
| センサ厚 | 500µm |
| 冷却方式 | 水冷のみ |
CdTe (テルル化ガドミウム)
| エネルギー帯 | 50keV以上 |
|---|---|
| センサ構造 | モノリシック(LAMBDA 350Kまで) |
| センサ厚 | 1000µm |
| 冷却方式 | 水冷のみ |
各サイズごとのセンサの仕様
| 60K | 250K | 350K | 750K | 2M | |
|---|---|---|---|---|---|
| PIXEL | 256×256 | 512×512 | 512×768 | 512×1536 | 1536×1536 |
| SENSOR SIZE | 14×14mm² | 28×28 mm² | 28×42 mm² | 28×84 mm² | 84×84 mm² |
|
(横)14mm, 256 pixel
(縦)14mm, 256 pixel ![]() |
(横)28mm, 512 pixel
(縦)28mm, 512 pixel ![]() |
(横)42mm, 768 pixel
(縦)28mm, 512 pixel 350k(GaAs, CdTe only) ![]() |
(横)85mm, 1536 pixel
(縦)28mm, 512 pixel 750k(GaAs,CdTe only) ![]() |
(横)85mm, 1536pixel
(縦)28mm, 512 pixel×3 ![]() |
|
| SPEED 12 BIT | 2,000 fps | 2,000 fps | 2,000 fps | 2,000 fps | 2,000 fps |
| SPEED 6 BIT | 4,000 fps | 4,000 fps | 4,000 fps | 4,000 fps | 4,000 fps |
| SPEED 1 BIT | 24,000 fps | 24,000 fps | 24,000 fps | 24,000 fps | 24,000 fps |
X-Spectrum社X線検出器の
ご紹介
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導入までの流れ FLOW
-
STEP1
お問い合わせ
-
STEP2
お探しのX線検出器、センサ種類、ご予算、希望納入時期、研究対象などのヒアリング
X-Spectrum社を含めた打ち合わせを実施し、最適な用途に対応した検出器の提案ができます。
-
STEP3
ヒアリングや要求仕様に基づいた御見積を提出します
-
STEP4
発注対応、応札対応などを行います
-
STEP5
輸送/納入
輸送、納入からX線検出器のセットアップまで弊社・X-Spectrum社にてサポート可能です。
-
STEP6
納入後状況ヒアリング
実際のご使用後に使用方法に関する疑問・技術的質問などが挙がった際には、X-Spectrum社の実績・経験のある優れたメンバーの協力のもと、より良いソリューションの発見をサポート致します。
よくあるご質問 FAQ
Q750k システムと比較して、その他システムでは読み込みスピードの減速はありますか?
いいえ。全てのサイズにMedipix3が搭載されており、1-bit, 6-bit, 12-bit, and 24-bitの4種類のビット深度で異なる速度で動作可能です。スピード及び動作モードはシステムサイズと相互関係になく、システムサイズごとに読み込みスピードが変わることはございません。
| Image Depth | MAX Frame Rate | Readout Dead Time |
|---|---|---|
| 1 bit (1 photon) | 24,000 fps | 0 |
| 6 bit (63 photons) | 4,000 fps | 0 |
| 12 bit (4095 photons) | 2,000 fps | 0 |
| 24 bit (16,777,215 photons) | 1,000 fps | 1 m |
Qどのような冷却システムが必要でしょうか?
内蔵ファン、または外部水冷システムでの冷却となりますが、サイズ及びセンサ材質によって勝手が異なるので下記詳細をご参照下さい。 750k以上のサイズは水冷がマストとなり、X線検出器の電源ON時は常に水冷システムが機能している必要があります。 小型X線検出器の場合は、センサ材質によって異なります。 水冷水には、プロピレングリコール(Propylene Glycol), エチレングリコール(Ethylene Glycol)が必要となり、腐食を防ぐ為に最低25%の濃度での使用が必要です。(メーカ推奨濃度:50%) クーラーの推奨温度は15~18℃、圧力は水管の端で1~2bar が推奨されています。 水管については、長さが30m , 4mm直径のものが推奨です。
| Detector Size | Sensor Material | Cooling Method |
|---|---|---|
| 60K/250K | Si, GaAs, CdTe | Air/Water |
| 350K/750K | Si | Air/Water |
| 350K/750K | GaAs, CdTe | Water |
| 2M | Si, GaAs, CdTe | Water |
| 7.5M | Si, GaAs, CdTe | Water |
| 250K FLEX | Si, GaAs, CdTe | Air/Water |
Qデータ伝送に使用する光ケーブルの種類・長さを教えてください。
60kと250k の小型システムにはLC/LCケーブル、大型システムにはMTP, MTP/LCケーブル及び2本のケーブルを接続するkey-up-key-downをご使用下さい。LC/LC及びMTPケーブルの標準の長さは10mで、また50m までカスタマイズが可能です。
| Detector Size | Cable Type |
|---|---|
| 60K/250K | 2 × LC/LC (10m) |
| 250K FLEX | 2 × [LC/LC (10m) + Samteck cable (0.6 m) per Module head] |
| 350K/750K | 1 × [MTP (10m) + Key-up-kep-down + breakout (1m)] |
| 350K/750K | 1 × [MTP (10m) + Key-up-kep-down + breakout (1m)] |
| 2M | 3 × [MTP (10m) + Key-up-kep-down + breakout (1m)] |
| 7.5M | 12 × [MTP (10m) + Key-up-kep-down + breakout (1m)] |
Qどのようなソフトウェアが提供されますか?
ソフトウェア制御用C++ライブラリが納入PCまたはサーバにインストールされます。ユーザはこのライブラリ上に独自のアプリケーションを構築する必要があります。X-Spectrum社より提供されるPythonのパッケージデータによってユーザはデータの取得、ファイルへの書き込みが可能となります。TANGOやEPICSなどの一般的な制御システムにユーザレベルでアクセスするためのサードパーティ―製クライアントアプリケーションも用意されています。
Q保証に関して教えて下さい。
X線検出器の保証は、原則メーカ出荷時より1年間保証となります。
Qトリガーについて教えてください。
▼トリガー入力:
- 50Ωの並列終端入力
- 入力電流:50mA以上, 66mA
- 入力電圧:2.5V以上, 3,3V以下
オシロスコープからのトリガー電圧は3.3Vですが検出器に接続すると1.5Vまで低下します。
(オシロスコープのインピーダンス設定がメガΩではなく50Ωであることが原因の可能性として考えられます。)
QPCはどういったものが提供されますか?
X線検出器システムは、PCまたはサーバによって制御されます。X線検出器が取得した画像をPCまたはサーバが処理・保存を行います。
標準PCは1台、カスタムPCは2台、カスタムサーバは最大4台のX線検出器を独立または平行での制御可能です。
Qデータフォーマットについて教えて下さい。
LAMBDA Tango サーバ及びPythonパッケージの’’lambdacontrol’’ は、Nexus規格で定義された規則にともない、データをHDF5ファイルとして保存します。Pythonスクリプトでは、Tiffファイルとしての保存も可能です。
企業情報 COMPANY
(英文名)JEPICO Corporation
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 商工組合中央金庫
- りそな銀行
- 伊予銀行
- 北陸銀行
- 横浜銀行
- 千葉銀行
- 百十四銀行
- きらぼし銀行
- 三井住友信託銀行
- 自社開発製品の設計、開発、製造(ファブレス)および国内販売、輸出販売
- 半導体および電子部品の輸入販売
- システムインテグレーションおよび受託開発
取締役 大友 将徳
取締役 柳崎 正徳
取締役 小菅 友宏
監査役 寿藤 聡
※2021年4月現在
日立グループ、富士通グループ、三菱電機グループ、理化学研究所 他
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